Q. 開業の経緯をお伺いしてもよろしいですか。
私の父親が歯科医師でしたので、昔から父の姿を見て育ちました。私も同じように困っている方を助けたいな、という思いから歯科医師を目指したのです。実家は栃木県で、父はそちらで開業しています。自分も父と同じ場所で開業してもよかったんですが…。この土地で開業したのは、自分の力で独立してやりたかった、というのが大きいですね。自分1人でどこまでやれるかを経験したい、というんでしょうか。東京は歯科医院の数がとても多いですが、そんな厳しいところでも成功できるというのを試したかったんです。東京でも歯科医師として「成功できる」という自信をもってこの地で開業しました。
Q. すごい自信ですね!その自信の源は何でしょうか。
元々私は器用な方でしたし、他のドクターとは観点が違うと思っているんです。そして、いろんなことを吸収しやすい方だと思います。師と仰ぐような先生方がおっしゃることを「自分もできるんだ」と思いながら聞いて吸収して、実際にやってみて。教えてもらったことを全部自分のものにできるように、しっかり吸収してきています。
新しい技術を使って実際に診療を行うときは、きちんと患者様に説明して納得していただいて「先生なら任せられるから」と多くの患者様から治療を任せていただいています。初心者の時からそうやって経験を積んできましたし、私はたくさんの歯科医師の技術を見て知っていますから、自分がどの程度のレベルにいるのかも把握しています。それが自信につながっているのかな。
でも、歯科医師が自信をもって治療しないと、患者様は不安になってしまうでしょう? 自信がなければ成功もありません。それに、自信をもってやっているとひらめきが多い気がします。当院は複雑なオペが多いのですが、自分の知識と経験の中からどれとどれを選択したら上手くいくかを毎回考えながら治療するんです。そうやって厳しい中で日々研鑽しながらやっているから、治療技術の上達も早いですし、自信につながるのでしょう。
Q. 治療をするうえで心がけていることはなんですか?
絶対に妥協しない、というのがモットーです。私は常に自分の恋人や家族を治療するような気持ちで患者様と向き合いたいと思っていますから、治療すればきちんと保てるなと思った歯は妥協しないで治療します。患者様には少し負担をかけますが、何度も何度も歯型を取りなおしたりもします。やっぱりきれいな歯を入れたいと思ったら、きっちり歯型を取らないとダメだし、削りが甘くてもダメ。被せ物にしても、歯科技工士が作ってきたものが患者様にピッタリ合わなければ意味がないんです。患者様は高い金額を支払っているわけだから、それに見合った技術を提供するのは基本でしょう。「治療したばかりの時は良かったんだけどね…」なんて患者様に言われたくないので、治療したらできるだけ良い状態が長続きするようアフターケアにも尽力しています。
Q. 趣味が食べ歩きのとの事ですが、、、
私は美味しいものを食べるのが大好きです。友人や妻から美味しいよ、と聞いた店には出かけていますから、食べ歩きが趣味と言えます。後は…治療するのが趣味なんでしょうね。やってて本当に楽しいんですよ。仕事そのものが趣味になってしまっているようなところがありますね。
それから今は、子供と過ごす時間を大切にしています。普段は仕事が忙しくて接する時間が少ないので、休みの日は一緒に出掛けたりして思いっきり遊びます。子供はサンリオピューロランドが好きなので、よく一緒に行きますよ。
Q. 最後に今後の展望をお伺いしてもよろしいでしょうか。
「あの歯医者ならちゃんと治療してくれるから大丈夫」と、遠方からもたくさんの患者様に足を運んでもらえる歯科医院にしていきたい。「歯医者と言えばYOU歯科だよね」と言ってもらえるような歯医者になりたいですね。現在でも、亀有エリアだけでなく名古屋の方とか東北地方、千葉県からも来院される患者様がいらっしゃいますが、もっともっと増やしたいです。遠いけどYOU歯科に行きたいな、と日本中の方から思ってもらえるような歯科医院にしたい、それが私の大きな夢です。