お口の衛生状態を向上させるため、ブラッシングの指導をしています
虫歯・歯周病を治療することも大切ですが、もっとも重要なことは虫歯・歯周病にならないお口の環境を維持していくことです。そのためには、自宅でできるブラッシングなどのホームケアを丁寧に行っていくことが必要であり、この2つのケアを実践して健康的なお口の管理していくのです。「地域の皆様のお口に対する衛生意識を向上させること」は当院の役目だと思っております。
お口の中は、皆様それぞれです。虫歯になりやすい方、歯周病が心配な方、そもそもあまり磨かない方、磨いているけれど歯垢の取り残しがある方がいます。様々な状況の改善していただきたいため、歯ブラシの使い方や選び方の指導を行っております。歯間ブラシやフロスは補助道具ですが、これらの有効性や使い方を歯科衛生士により指導させていただいております。ブラッシングとともに使うことで毎日のケア作用が高まり、お口の中の衛生も保てます。
当院で行うお口の中のクリーニングはスケーリング(通常の歯石除去)+PMTCになります。歯肉縁上の歯石を除去し、歯の表面に付着している細菌の塊(バイオフィルム)をブラシやゴム製のカップを使って除去します。これによって、歯の表面は滑沢となり、歯垢が付きづらくなる環境ができるのです。
また、フッ素は歯を強くする作用があり、お子様の乳歯や生えはじめの永久歯にフッ素塗布します。このとき、一緒にお口の中の状態をお母様に説明いたします。お子様の歯ブラシに磨き残しがないように、お母様が仕上げ磨きをしていただくようにお伝えしています。当院とご両親様の協力により、お子様の虫歯予防をしていくプログラムです。