当医院では、歯周病治療を中心に取り組んでおります。歯周病は成人の多くが罹患していると言われています。その原因はやはり普段のブラッシングなどのコントロールが十分にできていないことです。ブラッシングが不十分だと、菌の繁殖につながり、歯周病菌がある一定以上になり組織が侵され、歯周炎になることが多いです。
歯周病菌がある一定以上いて組織が少しでも侵されていると歯周炎という病名がついてしまいます。それで歯槽膿漏や歯周病だと判断されるので、歯周病には重いか軽いか個人差があります。皆さまがイメージする歯が抜けてしまう歯周病や、なりかけのあまり症状がでてない歯周病も全部同じ歯周病とくくられていますので、診断名に一喜一憂する必要はないと思います。
がんと同じように、歯が抜けそうでしたり、歯茎が腫れているなどの自覚症状が起きてからでは施しようがないこともあります。その分早めに見つければ、それこそガンと同様にずっと進行しないで終わることもできます。したがって、歯周病もがんと同様に定期健診を行うことが予防に繋がる大切なことです。
基本的な定期健診の周期は、半年に1度です。ただ、半年に1度通った時に汚れがたくさんついていると、その分強い衝撃を与えないといけないので、痛くなってしまいます。半年に一度そのようなことをおこなっていると、通うことが億劫になってくるかと思います。痛くないようにメンテナンスできる範囲のところで、患者さまに合わせてストレスのかからない頻度で定期検診を受けるのが良いと思います。本当のスタートは虫歯治療が終わってからです。このようなところの意識づけができるかどうかが私たちの仕事でもあるのです。
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