A.歯の根の先端まで取り残しなくきれいにするために、根管長測定器を二つ使って治療を行います。
虫歯が歯の神経部分まで達した場合には、「根管治療」を通して歯を残せるようにしていきます。虫歯に汚染された神経を取り除いた場合や、一度神経を取り除いた歯でも歯の先端に膿みの袋ができてしまった場合は、根管治療が必要です。
当院では、歯の根の長さを測る「根管長測定器」を二つ導入することで、より細かい精度で根管治療を行っていきます。歯の根の部分に汚れの取り残しをしてしまうと痛みや不快感につながってしまいますので、きちんと長さを把握したうえで治療を行います。
根っこ部分のお掃除を行う際は、歯の根っこの奥まで届く「根管拡大形成用ファイル」と呼ばれる道具を使用します。ただし、根管の湾曲が強い患者さまの場合には、通常の道具では汚れが残ってしまい、再治療のリスクが高まります。そのため、当院では症例によってニッケルチタンファイルと呼ばれる、より柔軟性に富んだ根管拡大形成用ファイルと専用のモーターを用いて根管治療(※)を行います。特殊な道具を用いることで、細かな根管でもしっかりと根管内部の汚れを落とせるので、湾曲が強い患者さまであっても治療後の痛みが出にくくなります。
※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【根管治療(特殊な症例の場合)】5,500円~22,000円(税込)。治療期間目安は2週間。治療回数目安は4回。
ネット予約・空き状況確認 |
||
---|---|---|