Q.開業までの経緯を教えてください。
1996年に日本大学歯学部を卒業したあと研究をしていこうと考え、大学院に進学しました。大学院では学生を指導する側でもあるので、診療と研究、学生指導をそれぞれ並行して行わなければいけません。僕は昔から手抜きはできない性格なので、この3つすべてこなすのはさすがに無理だと思い、ひとつだけを選ぶならと考えた末、歯科医師として開業することに決めました。
大学にいた頃に治療を受け持っていた患者さまがたくさんいたので、できるだけ早く開業できる場所を探していました。そんなときに、一緒に研究などしていたメーカーのかたからご紹介いただき、板橋区を選びました。今では1階を保険診療、2階を自由診療用のフロアにしています。
Q.川本先生の『歯科医師としてのこだわり』は何でしょうか?
自由診療も行っているので、コストのかかるものを提供するなら、きちんと責任を持たなければいけないと考えています。たとえば、今はどんな製品でも保証がついているのが当たり前になっていますが、医療業界ではそうでもないということもあります。当院では技術や治療の品質に自信を持っているからこそ、患者さまに気兼ねなく治療を受けていただけるよう、保証制度を設けています。
また治療するにあたって、自分自身や友達、家族を診療するつもりで接していくようにスタッフ一同心がけています。ビジネスライクに接するのではなく、患者さまの気持ちになって、真剣に寄り添うようにしています。そのためか、スタッフが自分の家族を治療に連れてきてくれることが多いですね。不安なく家族を通わせられる医院づくりができているからかなと思います。
Q.アース歯科クリニック様のこだわりについてお教えください!
より良い治療を提供できるように、ドクターそれぞれの技術面は当然のこと、設備面にもこだわっています。患者さまの不安や負担を減らすために必要なものであれば、投資は惜しみません。流行に左右されることなく吟味して、本当に必要なものを順次導入するようにしています。
オペ室には専用の照明や、空気清浄機なども導入しています。天井に専用照明を導入している医院は、なかなかないと思います。消毒や滅菌についても、機器のメンテナンスは大変ですが、患者さまへの不安や負担を軽減するためには欠かせません。スタッフたちにも、患者さまの気持ちになって、診療器具は自分の口に入れてもいいと思えるような清潔な状態を保つようにお願いしています。
Q.数多くのドクターやスタッフさんがいるそうですが、どのような方々でしょうか。
各ドクターたちには、得意な分野を活かしてもらえるよう、適材適所を心がけています。そのため、この分野はこの人にお願いする、と良い意味での分業制ができています。歯科衛生士に関しては、単に診療のアシスタント・準備係というのではなく、それぞれが患者さまを担当する担当制にしています。ドクターだけでなく、歯科衛生士や受付スタッフに至るまで、全員がそれぞれの分野の技能を活かして患者さまの治療にあたっているのだという意識を持ってもらえるように努めています。
当院のスタッフのなかには、最初は歯科助手として勤めていたのですが、仕事をするうちに歯の世界をもっと学んで歯科衛生士になりたいと、専門学校の夜間コースに通っている者もいます。ドクターもスタッフも、皆やる気があって、しっかり頑張ってくれています。
Q.川本先生が考える「アース歯科クリニック様」の魅力は何でしょうか。
常に、たくさんのドクターがいるというのが魅力だと思います。それぞれ人物面も魅力的で、技術に関してもそれぞれ専門分野を持ち、卓越しています。ドクターもスタッフも、治療に対して真摯に取り組んでいるのが当院の魅力だと思います。専門知識や資格を持ったドクターが何人もいますので、患者さまのお悩みや不安な点についても、丁寧にお応えできるようにしています。専門性の高いことでも、お気軽にご相談いただければと思います。良い治療をしっかり受けたいとお考えの患者さまには、ぜひ一度ご来院いただきたいですね。
Q.川本先生の休日の過ごし方・リフレッシュ方法についてお教えください!
休みの日はなるべく運動しようと思っているので、自転車で遠くまで行ったりしていますね。骨折して入院したこともありましたし、そろそろなにもしないと体力が落ちてくる年頃なので、リハビリや体力づくりも兼ねています。やはり、自分の体も健康でないといけませんからね。空手や体操をやっていたので、体を使う運動は好きです。
子どもが3人いるので、どうしても休日は子どもがメインになりますね。まだ自分だけの時間は作れないかなと思いますが、家族と一緒に過ごすのも大事だと思います。アウトドアやショッピングなど、妻や子どもたちと一緒に楽しんでいます。