虫歯や歯周病リスクを考え、正しいセルフケアと歯科検診を習慣化しましょう
歯周病は、天然歯を失う原因の一つとして知られています。しかし、初期の歯周病は自覚症状があまりなく、歯茎から膿や血が出るといった症状が現れるような段階ではすでに重症化していることがほとんどです。一見健康に見える歯と歯茎でも、詳しく調べてみると歯周病が見つかることも少なくありません。
歯周病菌を可能な限り取り除くためには、毎日のブラッシングに加え、定期的に歯科医院でクリーニングを受けていただく必要があります。歯周病菌や虫歯菌といった細菌の塊である歯石などを、根気強く除去することが大切です。
こうした理由から、当院では患者さまに対して、歯周病を放置することの問題点をしっかりお伝えするようにしています。また、トラブルを感じていなくても定期的に歯科医院にお越しいただき、検診を受けることをご提案します。通院頻度は患者さまごとに異なるため、理由と合わせてご案内しています。
INDEX
予防歯科へのこだわり
お口周りのトラブルを防ぐため、お口の健康の重要性を知り、正しいセルフケアと歯科医院での定期的なケアを習慣化しましょう。
当院では、口内にトラブルがあって来院された患者さまに対し、治療の度に予防歯科の考え方をご説明するようにしています。また、特に目立ったトラブルがなく、クリーニングを希望される患者さまには、現在の状態をより長期間維持していただくためにも初回から詳しいお話をしています。
歯周病対策のためには、特に若いうちから予防を習慣化していただくことが大切です。若い方が歯周病を発症しても、問題が表出しにくいです。マスク生活が続く中で口臭が気になる方なども、気兼ねなくお口のケアについてご相談ください。
当院の予防歯科は、歯科衛生士が担当します。平日と土曜日は原則毎日同じ歯科衛生士が、日曜日のみ別の歯科衛生士が対応しています。基本的に毎回同じ歯科衛生士がお会いしますので、前回までの診療の経緯を把握しており、より細やかなチェックが可能だと考えています。
また、定期的な歯科検診を受けていただく上で、変化にも気づきやすいことが、同じスタッフが継続して担当するメリットです。患者さまにとっても、歯科医院に親しみを感じやすくなるのではないでしょうか。
毎日のセルフケアでお困りのことはもちろん、お口周りに関するご相談などがあれば、担当の歯科衛生士にお伝えください。
予防歯科は、虫歯や歯周病になりにくいお口を目指すための歯科診療です。予防のためには、患者さまご自身に取り組んでいただくブラッシングやフロスなどのセルフケアと、歯科医院で行う歯科検診やクリーニングの両方に取り組むことが、重要な意味を持ちます。
歯科医院にお越しいただく頻度は、患者さまのお口の状態により異なります。現在トラブルを抱えている場合には、処置に応じた頻度でお越しいただきます。進行した歯周病が見つかった方には毎月ご来院いただくこともありますが、問題のない方には3カ月、長い方では6カ月に1回程度の通院をご提案することもあります。
問診・歯の検査
診療に対する患者さまのご希望や、普段の生活スタイルを担当の歯科衛生士がお聞きします。その後、お口の状態を確認し全体を把握してから、患者さまごとにプランを立案しご説明します。
クリーニング・ブラッシング指導
磨き残しなどが多く見られる場合には、口腔模型やサンプルの歯ブラシを使用しながら、ご家庭でのセルフケア方法をご説明します。特に問題がない方は、専用の器具を使用し口内の清掃を行います。
最終チェック
清掃完了後に再度お口の中全体を細かくチェックし、現在の状態や気になる部分などをお伝えします。ご希望の方には、歯の表面にフッ素を塗布し浸透させて完了です。
ネット予約・空き状況確認 |
||
---|---|---|