インプラント治療では、人工歯根を顎の骨に埋める外科処置を必要とします。そのため、レントゲン写真や模型、歯科用CTを用いた診断を2回ないし3回行ってから手術に進むなどの、慎重な対応を心がけています。
人工歯根の埋入手術は、局所麻酔をした上で開始します。手術時間は数十分から1時間を目安に行い、処置中に痛みを感じることはほとんどありません。手術後も痛み止めやお薬を飲むことで、痛みや腫れを抑えることが可能です。
人工歯根にかぶせる上物を作るのは、上顎は約6カ月、下顎は約3カ月後です。作製・調節期間を含めて1カ月ほどかかりますが、治療が全て終了すれば、天然歯に近い見た目と噛み心地を再現することができます。インプラントを長く使い続けてもらうための、半年に1回の調節とお手入れもご提供しておりますので、ぜひご活用ください。