インプラントで、ご自身の歯と遜色のない使い心地が取り戻せます
失った歯を補う治療方法はいくつかありますが、その中の一つがインプラントです。人工歯根となるインプラント体を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付けます。
人体との親和性が高い金属を使用し、顎の骨と結合し固定されますので、硬いものもしっかり噛むことができるようになるでしょう。また、入れ歯やブリッジのように周りの歯を支えにする必要もなく、残っている天然歯に負担をかけないため、将来的なメリットも大きいと考えています。
しかし、インプラントにももちろんデメリットがございます。手術を行うため、事前に綿密な計画を立て準備する必要があり、治療期間も他の歯科診療と比べると長くなりがちです。
そのため当院は、治療期間をなるべく短くできるようさまざまな取り組みを行い、患者さまへのご負担軽減に努めております。スピーディーに終えるための治療計画を立案し、ご要望に添えるよう遂行してまいりますので、まずはご相談にお越しください。
INDEX
インプラント治療は外科的処置であり、期間も要する治療のため、患者さまへのご負担がどうしても大きくなってしまいます。そのため当院は事前の治療計画を綿密に立案し、なるべくスピーディーに治療を進めることでご負担の軽減に努めております。
また、歯科用CTで撮影した画像を使って手術のシミュレーションを行い、インプラント体を埋入する深さや角度を決定した上で、シミュレーション通りに手術を進めることをアシストする「サージカルガイド」という装置を作製します。
手早く計画的にインプラント体を埋め込むことができるよう、ほぼすべての症例でサージカルガイドを作製している点が当院の特徴です。計画通りに治療を進めるため、患者さまに詳しくお話を伺うこともありますがご協力いただけますと幸いです。
患者さまへのご負担を軽減するため、当院はご提供するインプラントもこだわりを持って選びました。これまでに対応した症例や情報を精査し、2社のメーカーのインプラントを使用しております。
いずれのインプラントも顎の骨との結合力がしやすく、より良い治療計画を立てたり、スムーズに治療を進めて治療期間を短くしたりすることに役立っていると感じています。
また、インプラントは治療後の保証制度もご用意しております。年2回以上定期検診へお越しいただいている方を対象に、インプラント体は10年、上部構造は5年の保証となっております。詳しく知りたい方は、歯科医師がご説明しますので気兼ねなくお声がけください。
インプラントはご自身では直接見えない箇所の外科的処置ですから、治療が終わって普段通りの生活に戻るまで、不安が尽きないのは当然のことだと思います。
当院は患者さまの不安や疑問といった心のご負担を軽減することも重要だと考えておりますので、何か気になることがございましたら、いつでも遠慮なくご相談ください。治療についてご説明する際は歯科用CTの画像や模型といった視覚的なツールも使ってていねいにお話しし、少しでも不安を軽減できるよう心がけています。
どのような治療でも、メリットもあればデメリットもございます。しっかりとご説明し、十分ご納得いただいてから治療に進みますので、ぜひ当院に患者さまのお気持ちをお聞かせください。
各種検査・診断・治療計画立案
まずは口内の状況を確認し、レントゲンや歯科用CTでの撮影、その他必要な検査を行った上で治療計画を立てていきます。また、歯科用CTの画像をもとに手術のシミュレーションを行い、インプラント体を埋入する場所、サイズ、本数などを決定し、患者さまに合わせたサージカルガイドを作製します。
ただし、治療が必要な問題が見つかった場合はその治療を優先して行い、口内環境を整えてからインプラント治療に進みます。
インプラント手術
作製したサージカルガイドを使用しながら、人工歯根となるインプラント体を顎の骨に埋め込みます。歯茎を開いて顎の骨に穴を作り、そこにインプラント体を埋め込みます。処置時間は1本あたり1時間30分程度ですが、埋め込む本数や抜歯の有無などにより処置時間は変わります。
顎の骨とインプラント体が結合するまでは数カ月程度を要しますが、その間は仮歯を入れますので普段と変わらずお食事をしていただくことが可能です。
アバットメント連結
顎の骨とインプラント体が一体化していることを確認したら歯茎を再度開き、インプラント体の上部にアバットメントと呼ばれる部品を連結し、仮歯で噛み合わせを確認します。
処置後は、歯茎の形が整うまで1週間から2週間ほど待ちます。
人工歯の装着
アバットメントの上に人工歯を装着したらインプラント治療は終了です。噛み合わせや人工歯の形にご納得いただけない場合は、調整することもできますのでお申しつけください。
メンテナンス
治療後のメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎という歯周病と同様の状態になるリスクが高まります。症状が悪化するとインプラントが抜け落ちてしまう可能性もありますので、インプラントを長く快適にお使いいただくためにも、治療後は最低でも年2回はメンテナンスにお越しください。
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