平成24年度厚生労働省の歯科疾患実態調査によると、日本人の約8割が歯周病に罹患しているという報告があります。成人のほとんどが、かかっているといっても過言ではない歯周病、年齢では35歳以降から徐々に多くなっています。歯を失う原因は虫歯ではなく、歯周病であるともいわれております。歯は、患者さまが生活する上でとても大切です。失ってしまったら、元に戻らないということを認識しておかなければなりません。また、歯周病菌が全身に広がると、それによって別の疾患を引き起こす危険性も指摘されています。怖い歯周病ですが、歯周病にならないために、日常的なケアと歯科検診を行っていれば、重篤な事態は避けられます。予防に努めることがとても大切ですので、虫歯がなくても歯科医院に行って歯垢除去や、クリーニングをしてもらうと良いと思います。
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当院は、女性歯科医師による治療のため、患者さまのお気持ちに寄り添いながら、ストレスの少ない治療を心がけております。まずは症状をお話しいただき、検査などを経て治療計画を立てさせていただきます。歯周病の初期症状は歯茎からの出血、歯がグラつくなどがあります。症状を自覚されている方は、手遅れになる前にお早めに当院へお越しください。歯周病は、日々のブラッシングがとても大切です。患者さまの噛み合わせなども考慮しながら、効率的なブラッシング方法をご指導させていただきます。分からないことがあれば、何でもご相談ください。歯周病の原因となる歯垢は、歯みがきをしていても付着します。歯周病にならないためには、念入りな歯みがきとあわせて、歯科医院でクリーニングしてもらうことを心がけましょう。予防を心がければ、歯を失うリスクも少なくなると思われます。歯が痛くなくても、予防に努めることが大切です。
日本は他の国と比べて、予防歯科に遅れをとっています。そのため、虫歯や歯周病になり、歯を失ってしまう方が多くいる現状です。予防歯科とは歯みがきと歯科検診ですが、特に歯科検診の受診率が少ないことがあげられます。スウェーデンでは、歯の歯科検診を国民に義務づけを行った結果、虫歯や歯周病になる人がぐっと少なくなったほか、高齢になって残っている歯の本数が、増えているという報告があります。70歳の時点では日本が平均16.5本なのに対し、スウェーデンは平均21本です。この結果から、歯科医院による歯科検診が大切であると確認できます。入れ歯やインプラントでも、技術により、違和感が少なくなっているといえるものの、やはりいつまでも自分の歯で美味しい食事をいただけることが、喜びにつながるのではないでしょうか。歯科検診では、ストレスや費用の負担が少ないため、虫歯になる前に歯科医院に行くことが大切です。歯に対する意識を高めておくことで、かけがえのない自分の歯を守ることができます。
「泣かせない」「痛みの少ない」「高くない」当院の三つのモットーです。将来の虫歯や歯周病を防ぐには、お子さまの頃からの予防歯科が大切になります。お子さまの大切な歯を守るためには、自立するまでは、ご家族の方がしっかりと仕上げ磨きをしてあげることです。ブラッシングの方法は噛み合わせによっても異なり、念入りに磨いてあげるところや、注意しなければならないこともあります。将来正しいブラッシングを行い、虫歯や歯周病にならないためにも、お子さまに合った、ブラッシングの方法を確認していただければ幸いです。当院では予防をかねて、丁寧にブラッシング指導を行っておりますので、小さいお子さまをお持ちの方は、ぜひご相談いただければと思います。お子さまの虫歯は、大人よりも進行が早いこともあります。お子さまの歯を守っていただきたいと思います。
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