歯を失ってしまうと、ものをしっかり噛むことができなくなり、食事を心から楽しむことができなくなってしまいます。噛み合わせが損なわれることで、顎の位置や顔のつくりも変わってきてしまいます。そのようなお悩みを解消するために当院はインプラント(※)や入れ歯の義歯を使った治療を取り扱っています。
インプラントは、失った歯の本数が少ないなど、その箇所だけ治療を行えば噛むことが可能で、入れ歯が必要ない方にご案内しています。一方で、多くの歯を失ってしまい、残っている歯よりも失った歯の方が多い方は入れ歯をご提供しています。
入れ歯の中でも部分入れ歯は、ワイヤーを歯に合わせて曲げることで適合させる方法があります。しかし、当院では患者さまの顎から取った型に素材を流し込んでつくっています。元々患者さまの型に合わせてつくるため、ワイヤーを使用した入れ歯よりも安定するのです。
※自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
何らかの理由で歯を失った患者さまにご提案する治療法は、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つです。当院では、患者さまお一人おひとりのお口の状況を考慮したうえで治療法をご提案し、患者さま一人ひとりに合ったものをご選択いただきたいと考えております。この3つの中で、インプラントは、ほかの健康な歯を損なうことなく、歯の見た目や機能性を両立させた治療法ですが、治療費が高額になること、外科的処置が必要になることがデメリットとして挙げられます。また、インプラント(人工歯根)を埋入すべき顎の骨が不足しているなど、おすすめしない症例もあります。当院は、無理なインプラント治療は行いません。患者さまの症状をしっかり見定めたうえで、よりよい治療のご提案を心がけております。歯科用CTによる術前の診断によって、患者さまのメリットとデメリットをしっかり把握したうえで、患者さまのご判断を仰いでまいります。