歯周病は静かに身体を蝕んでいく、怖い病気です
歯周病は、歯垢(しこう)に含まれる病原菌に歯周組織が感染し、炎症を起こす病気です。初期は自覚症状があまりありません。歯茎が腫れたり、ブラッシングなどの際に出血が見られたりするようになると歯を支える骨を溶かしていき、最終的には歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。しかも、歯周病で失われた骨は自然に元に戻ることはありません。
さらに進行すると、毛細血管を伝って歯周病菌が全身に運ばれてしまいます。その結果、心疾患、肺炎、糖尿病などの発症リスクを高めたり、病状を悪化させたりするとも考えられています。全身の健康を保つためにも、日頃から歯周病をケアすることが大切です。
治療としては、家で毎食後歯磨きをしていただき、病院では歯垢(しこう)や歯石など、日頃のブラッシングで落とし切れない汚れを取り除きます。症状がなくても定期的に検診を受けるようにしましょう。
INDEX
歯周病は日本人が歯を失う多い原因であり、感染者が多いと言われています。誰でもなってしまう病気なのですが、自覚症状がほとんどないため、気がついた時には進行が進んでしまっている場合が多いです。歯周病にならないためには日頃のケアが必要になるのですが、自分の口腔内の状態を知っている患者さまはとても少ないです。そこで当院では口腔内カメラを使い、患者さまにご自身の口の中の様子をしっかりとご理解していただいております。その後、スケーリングなどの治療を行い、歯石や歯垢(しこう)の除去、歯面の清掃をして症状改善のために経過を見ます。AI620当院での定期的なメンテナンスと、自宅でのブラッシングにより、少しずつ症状が改善します。
「虫歯や歯周病では死なない」と思われている患者さまがほとんどですが、実際にそれは危険な考え方です。重度の歯周病の場合には糖尿病が悪化する確率が5倍以上とされ、他には動脈硬化や心筋梗塞、狭心症を引き起こす確率も、健康な方の約3倍と言われています。その他にも、死に至る脳や心臓の血管系の病気と関連していることや、多くの疾患と歯周病が関連しているとも言われております。
あおパパさんの口コミ (男性)
2021年11月 投稿
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