当院では、細菌の感染に細心の注意を払い、使用する器具も新品を用意しています。また、事前に説明をしたうえで、ラバーダムを使用することもあります。ラバーダムというのは、治療時に患者様の口を覆う、ゴム製のシートのようなものです。唾液の侵入を防ぎ、細菌の感染防止に適しているといわれています。ラバーダムを使用すると、楽に口を開けることが可能で、医師の両手が自由になるので治療がしやすいなどのメリットもあります。ただし、患者様にとっては口がふさがれるので、口での呼吸ができなくなるため嫌う方もおり、中には歯の状態がひどくて使用できない方もいます。歯科医師にとっては、根管の向きが見づらくなるというデメリットもあります。
根管治療を行う前には、レントゲンで口の中の状態を詳しく説明し、時間がかかる治療であることを理解していただいた上で、治療を行います。また、治療が終了した時も、レントゲンをみながら結果をお伝えしています。治療に要する時間は、症状によってケースバイケースですが、4、5回の通院で終了することが多いです。
定期検診受診者さんの口コミ (東京都/60代/男性)
2017年8月 投稿
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