自由に食べられるよう、患者さまのお口に近い入れ歯作りに注力しています
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さまざまな患者さまのご要望に対応できるよう、当院では保険診療と自由診療の入れ歯どちらもご用意しました。保険診療は、費用が抑えられる点が大きなメリットです。一方で自由診療の場合は、より機能的で目立ちにくい入れ歯を作製できます。仕上がりへのご要望も、気兼ねなくお申し出ください。
保険適用の素材はレジンというプラスチックで、厚みがあり装着時の違和感を覚えるかもしれません。また熱が伝わりづらく、食事の温かさや冷たさを感じにくい点は注意が必要です。しかし保険診療の入れ歯であっても基本的な機能は備わっていますので、なるべく費用を抑えたいという方はご相談ください。
自由診療の入れ歯では、粘膜に触れる部分を薄い金属で作れる「金属床」をご用意しています。装着時の違和感が少なく、食べ物の熱が伝わりやすいのも特徴です。また、透明度と弾性に優れた素材で作る「ノンクラスプデンチャー」もございます。お口にフィットしやすく、自然な見た目に仕上がるのがメリットです。
患者さまのお口に近い状態へ仕上げるため、自由診療の場合はさまざまな器具を活用しています。下顎の曲線的な動きを再現できる全調節性咬合器や、下顎の位置関係を調べられるゴシックアーチトレーサー、顎関節と上顎の位置関係を再現できるフェイスボウといった器具などです。詳細にお口の情報を得て、入れ歯を作製します。
お口は、歯が28本あってこそ一つの器官として成り立ちます。歯が1本抜けたからといって心配しない方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれの歯も大きな役割を担っているのです。食べ物を咀しゃくする機能だけでなく飲み込む機能にも関わるため、歯がないまま放っておかないようにしましょう。もしも総入れ歯を使用することになった場合は、唾液をうまく胃の中に流すため就寝中も装着を続けてください。
当院では、どんな食べ物でも自由に食べられる状態を目指して入れ歯を作製しています。患者さまのご要望に合わせて保険診療にも自由診療にも対応しておりますので、入れ歯に関してお悩みでしたらご相談にいらしてください。
入れ歯相談 | 0円(税込) |
ノンクラスプデンチャー(部分入れ歯) | 165,000円 ~ 330,000円(税込) |
金属床(部分入れ歯) | 165,000円 ~ 330,000円(税込) |
金属床(総入れ歯) | 660,000円(税込) |
レジン床 | 【部分入れ歯】〇 【総入れ歯】〇 |
マグネットデンチャー | 【部分入れ歯】〇 【総入れ歯】〇 |
カウンセリング
まずはカウンセリングを行い、治療に対するご希望や不安なことなどをお聞きします。また患者さまによっては、お身体の健康状態を確認することもあります。
そして保険診療と自由診療の入れ歯の違いや、それぞれのメリット・デメリットなども詳しくご説明します。ご不明な点や心配なことがありましたら、ご相談ください。
検査・診断
カウンセリング後はレントゲン撮影などの検査で詳しくお口の状態を調べ、虫歯や歯周病があれば先に治療いたします。
治療方法の説明
検査結果を参考にして治療プランを作成し、お口の現状や治療内容、費用、期間を患者さまにお伝えします。
内容にご納得いただけた場合は、作製に進みます。
型取り・入れ歯の作製
お口の中の型取りをして模型を作り、歯科技工所と連携して入れ歯を仕上げます。
さらに自由診療の場合は下顎の曲線的な動きまで再現する「全調節性咬合器」や、上顎の動きを咬合器上に付加する「フェイスボウ」など、さまざまな器具を使用します。主に下顎の位置を記録するために使うのは「ゴシックアーチトレーサー」です。装着した時により一層、お口の動きが自然になるよう入れ歯を作製します。
メンテナンス
完成した入れ歯を患者さまに装着していただき、フィット感や噛み合わせなどを確認します。特に問題がなければ、治療終了です。実際に使用していく中で気になる部分があれば調整しますので、いつでもお越しください。
また入れ歯を快適に使い続けていただくためには、メンテナンスが必要です。不調がなくても、6カ月に1回はご来院ください。メンテナンスの際には虫歯・歯周病のチェックのほかクリーニングやブラッシング指導、入れ歯のチェックを行います。