
わかりやすくご納得頂ける治療説明を始め
おもてなしの気持ちを大切にしています
患者さまには、歯科医院への嫌なイメージを取り除いていただきたいです。そのために、「おもてなしの心」を大切にして、きめ細かい気遣いや心遣いを欠かしません。寒い中来られた方にはお茶をお出しして、熱い中来られた方にはタオルをお渡しするなど、当たり前のことを当たり前に行い、皆さまに気兼ねなくお越しいただける歯科医院を目指しています。
また、患者さまに継続して足を運んでいただくために、治療の段階ごとに説明を怠りません。お口の状態を元に作成した治療計画書をお見せしながら、「今日はここまで進んだ」「次回はここまでやる」と治療の目標をお教えしており、最初から最後までしっかりと通っていただくようにしています。お口の写真やイラストを反映することができるモニターも用意していますので、患者さまはご自身の状態について、理解を深めることができるでしょう。
痛みに関する不安など、歯医者さんに対する悩みを
コミュニケーションと技術で解消します
歯科医院に対して「痛い」というイメージを持つ方は多くいらっしゃると思います。しかし、当院で治療時に痛みを感じる方はほとんどいません。できる限り痛みを抑えるために、麻酔は細い針を用いるほか、麻酔注射の痛みを軽減するための表面麻酔や麻酔液を一定のペースで注入する電動麻酔を使用しているからです。
他にも、患者さまの不安な気持ちや恐怖心を抑えるために、スタッフを含めて事前説明や治療中の声かけも欠かしません。
カウンセリングだけのアポイントは取っていないため、初診は1時間ほどの時間をかけており、患者さまの主なお悩みだけでなくお口全体の症状を把握しています。治療計画も2種類は用意して、患者さまの求めるイメージに適した治療を提案・提供することで、長く通っていただくことを目指しています。
治療を通じてメンテナンスや予防の重要さをご説明し
トータルでの歯科治療をご提供します
患者さまによって、お口に求めるイメージやご要望は異なります。見た目を求める方がいれば、機能を求める方もいるのです。
当院では、治療を進めながら段階ごとに話し合うようにしており、虫歯の治療であれば、歯を削ったうえで目立たない物がいいのか、強度のある物がいいのか、両方兼ね備えている物がいいのかを話し合っています。例えば、金属やセラミックのどちらが良いということは一概に言えません。金属は強度があるのですが、歯と詰め物・被せ物の間に隙間ができて、細菌が入ることもあるからです。そのため、こういったメリット・デメリットの説明も欠かさず、患者さまにより良い治療を選択していただいています。
また、治療を通して、メンテナンスや予防の重要性をお話ししています。メンテナンスを受けている方は80歳を超えてもより歯が残っていることや、予防をしている方は将来的にかかる医療費が低いことなどをデータでお伝えしており、お口への意識を向上していただけるように導いています。
入れ歯治療やインプラントでもう一度
かみしめる喜びをご提供いたします
今現在入れ歯を使っていて、「噛めない」「痛い」「違和感がある」など、いろいろなお悩みをお持ちの方がいると思います。岩手医科大学歯学部附属病院病院長も歴任し、現在、岩手医科大学名誉教授である当院顧問の田中久敏はさまざまな入れ歯の症例に対応しており、直接その教えを受けた歯科医師が研鑽を積んでおります。そのため、 質を求めた入れ歯を提案・提供することができます。 また、それぞれの歯科医師が担当となり、患者さま一人ひとりの入れ歯を作っており、何が合っていないのか、どうすればいいのかをすぐに見極めることも可能です。歯科技工士に入れ歯の製作を丸投げにするのではなく歯科医師自らが製作にあたるため、よりお口にフィットする入れ歯を作ることができるでしょう。20種類以上の人工歯を用意していますので、そのなかから適した物を提案・提供しています。
他にも、歯を失ってしまった際の治療として、歯の欠損部に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せるインプラント治療や、インプラントで入れ歯を固定したインプラントオーバーデンチャーなども用意しています。お口の内部構造を立体的に見ることができる歯科用CTや、正しい位置と方向にインプラントを埋め込むことができるシミュレーションガイドも導入しており、患者さまにとって負担が少ない治療を行っています。歯を失ってしまってお悩みの方など、ご要望がありましたらお気軽にご相談ください。


先生のリアルな声をお聞きしました!
歯科医師を目指されたきっかけを教えてください

医療に携わりながら人の役に立ちたいという想いが昔からあったので、自然とこの業界に興味を持ち歯科医師になりました。学生時代の校訓として「人になれ 奉仕せよ」という言葉を教わりました。当時よりも今の方がその言葉の意味を感じることがあります。
常に新しい情報にアンテナを張っていなければならない業種ですが、誰かのために自分の力を発揮し、人を笑顔に出来るこのお仕事は、たくさんのやりがいを感じながら日々成長していけると言う意味でも「歯科医師になって良かった」と思えるお仕事です。
様々ある歯科医療の中で力を入れて学ばれてきた分野はありますか?
私自身は患者さまのお口の中全体をお守りできるように、トータル的に幅広く学んできました。どんなお悩みにも歯科医師として、きちんとお応えできるように、日々研鑽を積んでおります。また、入れ歯の分野に関しては当院でさまざまなことを学ばせていただきました。しっかりと噛める入れ歯を作成し、患者さまの生活に長く関わる大切な分野なので引き続き勉強して追及していきたいです。
患者さんの傾向を教えてください。

当院に来られる患者さまは主にお勤めの方です。男女比は変わりませんが、比較的30、40、50代の方がいらっしゃいます。そういった皆さまに長くきれいで健康なお口元で過ごしていただけるよう、一人ひとりのお口に求めるイメージやご要望に適した治療を行い、予防やメンテナンスにも率先して足を運んでいただけることを目指しています。
女性の患者さまへ配慮していることはありますか?
女性の患者さまには、ブランケットをお渡しするほか、タオルを顔に乗せるなどのきめ細かい配慮を欠かしません。ただでさえお口はデリケートな部分ですので、女性スタッフの意見も取り入れながら、女性の患者さまが気持ちよく治療を受けることができるように取り組んでいます。カルテにもそういった配慮面の欄を設けており、皆さまによりよい環境を提供することができるように努めています。
院内のデザインや空間でこだわったところがあれば教えてください。
患者さまに気兼ねなくお越しいただくために、それぞれの季節ごとの装飾をするなどして、圧迫感がなく明るい空間を整えています。また、診療イスの横に水槽を設置している箇所もあり、不安な気持ちや恐怖心を和らげて、心地よい空間を演出しています。他にも、アーティストのライブ映像を流すなど、患者さまが緊張をほぐせるような取り組みも欠かしません。
スタッフ教育で力を入れているところはありますか?

歯科医師も歯科衛生士も含めて、スタッフは目指すところが同じになるように取り組んでいます。そのために、毎日の診療後にはその日の患者さまについて会議をしており、どこをどうすればいいのかなど、情報共有をしています。外部のセミナーにも誘い合って行っており、同じ知識や技術を身に付けることができるようにしています。毎日の朝礼や終礼、ミーティングも1カ月に1回ほどは行っており、皆で同じ方向に向かって切磋琢磨ができるように努めています。
スタッフの自慢できる点を教えてください。
当院のスタッフは視野を広く持っており、患者さまが何を求めているか、何をしてほしいかを理解する力にたけています。また、診療中に気付いたことをまとめて、発表するような機会も設けており、率先して意見も出してくれています。私もスタッフの意見を聞く側として準備しており、歯科医院にとってよりよい提案は取り入れるようにしています。
今後力を入れていきたいと考えている治療について理由と共に教えてください。
これからは、マイクロスコープを使用した根管治療に注力したいと思っています。マイクロスコープは歯科顕微鏡であり、肉眼で見ることができない細かい症状まで見ることができます。そのため、マイクロスコープを用いて根管治療をすることで、虫歯が進行した神経を取り除く場合にも、しっかりと取り切ることが可能です。
また、今の環境を充実させることはもちろん、幅広い種類の入れ歯を用意していますので、入れ歯が合わなかった方や、入れ歯にお悩みやトラブルがある方にも、お気軽にご来院いただきたいと思っています。
そして、より「おもてなしの心」を大切に出来るように、スタッフ全員が一丸となり患者さまをお迎えできるような体制づくりも引き続き取り組んでいきます。