噛み合わせの治療内容｜おおた歯科クリニック

顎が開かない、開きにくい、話すときにガクガクするなどの症状は、顎関節症の疑いがあります。顎関節症は、噛み合わせが原因で起きるといわれており、噛み合わせを正しい位置に調整していくことが大切です。

噛み合わせの調整としては、薬を用いるとともに、補綴物の高さや大きさを調整しています。また、軽度の場合には、経過観察をしており、自然と改善していくことを待つこともあります。
以前は、噛み合わせを調整するために、歯を削ることがありました。しかし当院では、できる限り患者さまご自身の天然の歯を保存できるようにしており、歯を削ることはしません。

噛み合わせには、食生活を含めた生活習慣や、それぞれの癖が影響しています。たとえば、食べ物を左右どちらの顎で噛むか、左右どちらを向いて寝るか、鞄をどちらの方にかけるかなどがあります。ほかにも、食いしばりや歯ぎしりがひどい方は、噛み合わせがずれている危険性が高くなっており、患者さま一人ひとりの状態に合わせたアドバイスをする必要があります。

歯が身体を支えていることもありますので、身体への影響があるということを頭に入れて、しっかりとケアをしていきましょう。