当院は患者さまの虫歯の進行度を数値化して、それを指針にして治療を進めます。使用するのは光学式う蝕検出装置です。これはレーザーで虫歯かどうかの識別をする機械です。機械から出るレーザーを歯に当て、その反射光を読み取り、数値と音に置き換えて虫歯の有無や進行度、ひびなどが入っているかどうかを確認できるものです。歯の状態を数値化するため、虫歯になりかけの歯の深刻度などが分かります。数値をもとに、「次、60を超えたら削りますよ」と言われたら、親御さまはお子さまの虫歯予防を一生懸命にやるものです。 モチベーションのアップににも一役買っています。
また、当院は治療等の仕上げに歯を再石灰化するフッ素塗布をしています。生えたばかりの永久歯の表面に薄いプラスチックをコーティングして虫歯菌を遮断するシーラントもしています。さらに、口腔(こうくう)内の写真を撮り、今の状態を視覚に訴えて説明し、必要であればプリントアウトしてお渡ししています。親御さまがお子さまの虫歯予防に、より一層やる気が出るように、創意工夫をしています。
当院は、虫歯治療ではできるだけ削らず、神経はなるべく取らず、末永く機能的なお口でいることを目指します。患者さまに治療の選択肢を説明し、保険治療で使う技工物の材料などを説明いたします。また、必要ならば、お見積もりを出して、治療をご検討いただくことが可能です。できるだけ、皆さまには末永く、お口の中の機能性を維持できるための治療を選択してもらいたいと思います。
保険適用の治療は再治療が必要になるケースが少なくありません。当院は患者さまに1回で治療を終えていただき、それ以後、末永く使えるような状態にしたいと思います。かぶせ物や詰め物の下の歯が再び虫歯になる二次う蝕は、どうしても避けたいものです。再治療をしないためにも、詰め物の大きさに工夫を凝らすなど、長く使えるようにするための治療に専念します。
当院は詰め物として、5~7年で再治療が必要になる健康保険の金属以外にも、半永久的なガラス系とジルコニア系のセラミック(※)なども選択肢として用意しております。患者さまの咬む力にあわせて、どのタイプのセラミックがいいのかも詳しくご説明しています。歯が悪くなる原因は、ばい菌が感染するものと、食いしばりや歯ぎしりで歯をいためたことによるものがあります。患者さまの虫歯の原因がどちらなのかを診断して、ガラス系やジルコニア系、どちらかのセラミックをお選びいただいています。
また、当院はメタルフリーをおすすめします。昨今、建物やおもちゃなどにもアレルギーの材料が潜んでいて、忌避する傾向があります。30年以上前、健康保険で使われる材料は、これぐらい持つだろう、健康被害のリスクはないと考えて材質を決めました。しかし現在では、ヨーロッパでは使われていない材質であったり、金属アレルギーを発症したりするリスクも分かってきました。健康保険適用内で治療を希望する患者さまには、まず、この情報をお知らせして、治療方法を選択してもらっております。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
投稿者さんの口コミ (40代/女性)
2023年6月 投稿
よかった点 | |
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施設 | 清潔感 アクセス |
治療 | 説明 丁寧さ |
防菌 | 混雑の回避 |
投稿者さんの口コミ (30代/女性)
2023年6月 投稿
医院返信あり
よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 アクセス |
対応 | 人柄・気づかい 子供への配慮 |
治療 | 説明 丁寧さ 痛みへの配慮 |
防菌 | 飛沫対策 換気対策 スタッフの感染防護対策 |
医院返信
ネット予約・空き状況確認 |
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