歯の知識を高めて虫歯や歯周病を防止
虫歯や歯周病などお口の中のトラブルには、食事や食習慣など日常の生活が大きく関わっていきます。例えば、酸蝕症(さんしょくしょう)というのがあるのですが、酸が強い食べ物や飲み物を摂取しすぎると、歯が溶けてしまうのです。スポーツ飲料や果物、お酢やワインなど適量なら良いですが、取り過ぎは良くありません。また、唾液が少ない人も虫歯のリスクが高まります。通常ものを食べるとお口の中が酸性になりますが、唾液が出ることによってアルカリ性に中和してくれます。ところが1日中何か食べている状態では、その時間がありません。同じ量を食べるのであっても、ちょこちょこ口に入れるのではなく1日3食きっちり区切って食べた方が虫歯予防になるのです。このようなことも患者様に伝えていく必要もあると思っています。
歯や歯茎に問題が起こる前に対処するために、大切なのは定期検診です。当院では患者様のお口の中の状況などによっても異なってきますが、だいたい4カ月に1回程度、リコールカードをお出ししています。できるだけ自筆でコメントも入れて来ていただきやすいように心がけています。不調が出た時しか歯医者に来ないという状況では病状が悪化し、結果として削る量が増えてしまうため、定期健診を欠かさず、早期治療でなるべく削らないようにすることで、長く自分自身の歯を守っていくことができます。また、虫歯の予備軍はすぐ削ってしまうのではなく、悪化させないための歯ブラシや食生活指導をしつつ、経過観察していきます。特に小さいお子様などは、穴を開けずに済む歯は開けないようにした方がベターです。
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