こだわり｜川崎歯科医院

当院の院内には技工室があります。そのため、実際に患者さまのかぶせ物を作る歯科技工士が、直接お口の状態を見て確認することによって、よりフィットした入れ歯やかぶせ物を作ることが可能です。さまざまな材料もそろっているので、その場で色付けや調整を行い、お口に合わせたかぶせ物の提供を目指すことができます。

また、院内にはデジタルレントゲンの設備があります。これは放射線量が少ないながら、鮮明な画像を撮影できるレントゲンです。こちらを使用することで詳細な検査ができるだけでなく、デジタルで画像を拡大したり、直接画面上で文字や図などを書き込んで説明したりすることもできるようになります。口頭でご説明するよりも分かりやすく、理解していただきやすいと考えています。

衛生管理においては、滅菌できるすべての物をしっかりと滅菌するなど、当たり前のことも手を抜かず取り組むよう心がけています。

歯科医院では薬液も使用するため、その薬液が空気中に残ることがあるほか、歯を削った時の水しぶきと一緒に細菌などが空気中に出ることもあります。こうした薬液や細菌などを口腔外バキュームや空気清浄機を使用して吸い、なるべく清潔な状態を保って治療ができるように、また院内感染なども予防できるようにしています。

滅菌については、なるべく使用済みの器具をためずに頻繁に処理をするよう努めています。忙しさから滅菌が滞ることがないように、スピーディーに滅菌できる機械や、タービンや歯を削るバーの専用滅菌器も導入して対応しています。

当院では、歯の模型やデジタルレントゲンの写真、口腔内カメラで撮影した口腔内の写真などを患者さまにも見ていただきながら、「視覚的にもわかりやすく」を心がけて説明をしています。
患者さまが、この後どのような治療をされるのか、どういう状態になるのか、ということを想像しやすくし、さまざまなものや情報をお見せして、ていねいにご説明しています。
患者さまの「自分はこうしたい」などのご希望も、視覚的にお見せして説明すると、その後どうなるのかということがイメージとして湧いてくると思います。

歯科医師が言っていることは、患者さまにとってはなかなか言葉だけではわかりにくく、難しいと思います。なかには、あまり理解できていないまま「わかりました」と言ってしまっている患者さまも多いのではないでしょうか。これでは後に「こんなはずではなかった」ということにもなりかねませんので、当院では、実物や写真、模型などを使用して視覚的にもわかりやすい説明を心がけています。

治療を進めるにあたっては、患者さまの意見や希望を大事にしています。患者さまの中には、本音の意見や希望をすぐに言いだせない方もいらっしゃると思うので、スタッフも治療中の状態を見て意見を率先して伝えるように、歯科医師と連携をしています。

また、スタッフを介して患者さまの本音を引き出せるような雰囲気づくりをしています。当院のスタッフは、明るくて仲もよいので、院内の雰囲気も楽しく、患者さまがリラックスできる空気感があると思います。

やさしさの心をもって患者さまに寄り添い、患者さまのためを考えた治療を、患者さまの希望をうかがいながら進めていくことが当院の理念です。患者さまが本音と希望をしっかりと言うことができ、コミュニケーションが問題なく取れる環境づくりを、スタッフとともにつくり出しています。

院内では勉強会も開き、知識の共有や、スタッフ間でのコミュニケーションを図っています。