医療法人社団　伯松会　松木歯科医院

医院返信

診察にあたって、此方の説明不足もあったかとは思います。
『電話で診療予約の際、保険診療が可能か確認しての来院。昨年末からの顎の不調を伝え、レントゲンを撮ることに。出てきたのは何故か歯の写真。歯並びや親知らず、噛み合わせなどについてさわり程度言われたが、顎の骨を中心には撮らないんだ、と疑問に感じながら、』
：当医院では、自費診療だけでなく保険診療も行っているため、お電話でご相談の際には保険診療も可能です。という話をさせていただいております。
ご来院いただいた時には、クローズドロックという顎が左方向に２５ミリしか開かない状態でした。
現状を把握するために、パノラマレントゲンを撮影し顎の状態をチェックさせていただきました。
また、右側に顎を動かしてから開けると40ミリほど開くようになりましたので、この状態は動画で撮影させていただいております。
この時、歯の写真は撮っておりません。
顎の骨を中心に撮影しないのかと疑問を感じられておりますが、パノラマで顎関節を撮影するシュラー法、TMJパノラマ、オルビトラムス法がありますが、当院のレントゲンでは撮影できないため、そこは思い違いをされているのかもしれないです。
その代わりCTで撮影することは可能です。
まずはお口を開けることが優先とのお話をさせて頂き、それでも開かないようであれば、お口が開くようなマウスピースを作製する事と、顎関節の位置に対して関節円盤がズレており、CTで撮影しても顎関節の形状と位置のみの確認しかできず、関節円盤の位置がどこにあるかについては、MRIを撮らないとわからないため、そのご説明もさせていただいております。

『不調の方の奥歯を噛み締めた状態で顎を横に極限までずらし、そのまま開口してみる、というのをやらされ、一時的には開けられるがすぐ戻り、痛みがかなりあると訴えるも、痛みを感じる組織はそこにはないからとか、受け入れてもらえてない上、これを自分でやってみて、口が開けられるようになってから今後どんな処置をするか決める、と。自分で開けられるようにしてこないなら診ないのでしょうか。自分では痛みが怖くてあまり行えないし、この後日もっと口が開かなくなりました。』
：まずはお口を開けるのが最優先なので開口訓練をしました。
その際に痛みを伴っており、ご自宅での練習のお話と、あまり無理をされないようにとお伝えしました。また、辛かったらそのままにして次回マウスピースを作るお話もしました。

『顎関節については保険診療では診られない、ということを言っているのだと感じました。実質、何もしてもらえてないのにレントゲンと初診料で5000円以上。だったら電話で確認の際に顎関節は保険外診療のみと断って欲しかったです。』
：レントゲンと検査、開口訓練で4410円となります。
まだ顎がどのように変わるかわからない状態でしたので、保険外治療の流れや金額等についてはお話もさせて頂いておりません。

以上、分かりにくい点があれば申し訳ありません。今後は、より分かりやすくお伝えできるようスタッフ一同しっかりと対応して参ります。