治療内容｜南部歯科（大田区）

治療のためとはいえ、一度歯を削ってしまうと元には戻りません。そのため、問題が生じた箇所をしっかり特定し、問題のある部位だけを削ったり、虫歯の状態をしっかり把握したりしながら、その経過を見守ることで患者さまの歯をできるだけ保存していきたいと考えています。

虫歯は、削らなければならないというものではありません。削らなくて済む虫歯も多数あります。当院では、定期的に患者さまのお口の状態を確認して、自宅でのケアの方法をご指導しています。また、年齢も考慮しながら、削るべきか削らないほうが良いかを判断しております。

小さなお子さまの場合は虫歯の進行が早いため、早急な対応が必要です。成人の患者さまは、虫歯にしないための取り組みに重点を置き、40代以降は歯周病対策を中心に診療を行っております。また、ご年配の患者さまには、できるだけ無理をさせない治療を心がけております。

歯並びが良くなることには大きなメリットがあります。当院では検査をしっかり行い、治療方法・費用・期間なども加味したお話をお伝えし、ご納得していただいた上で治療を行います。なぜなら、詳細な説明を行わなかったり、内容に納得していただけなければ、認識の相違や患者さまのご希望とのギャップが生まれるからです。
乳歯の生えたお子さまでも治療可能な場合がございますので、一度ご相談ください。

また、矯正方法には種類があるため、それぞれのメリット・デメリットを説明し、一緒に考えて治療を進めさせていただいております。
説明では、写真と模型を用いており、患者さまに分かりやすく説明してから治療に入ることを心がけておりますので、ご納得のいくまでご質問ください。

挨拶や電話の対応などは院内で統一しており、丁寧な対応をさせていただくことを意識しております。
院内での挨拶や電話など、基本的なマナーについて指導し、たくさんいらっしゃる苗字の場合はフルネームで呼ばせていただくなど意識しております。

当院には現在、お口の健康を維持するためにたくさんの患者さまが通院してくださっています。定期的に足を運んでくださり、クリーニングするなど基本的なメンテナンスを行っているため、お口の状況が安定している方がほとんどです。

当院では初診の患者さまとのやりとりにおいて、治療後の状態を維持できるよう、定期的に通院していただく大切さをご説明しております。メンテナンスの重要性を発信することは、歯科医師としての務めだと考えてまいりました。患者さまに無理のないよう、ライフスタイルに合わせたメンテナンスをご提案することも、当院が重視している点です。

ご自宅でのケアと歯科医院でのケアを両立させることが、「80歳になっても自分の歯を20本残す」という「8020運動」につながります。できる限り患者さまご本人の歯を残して、ご自分の歯で食事や人との関わりを楽しんでいただけるよう、今後も力を尽くしてまいります。