患者さまの歯を大事にしたインプラント
インプラントとは失った歯を補うための治療方法の一つで、失った部分にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着します。義歯などの方法より違和感が少なかったり、硬いものも噛みやすかったりするなど、さまざまなメリットがございます。当院では周囲の歯への負担が少ないという特長に着目し、ご自身の歯をできるだけ残すための選択肢としてインプラント治療を行っています。
ただ治療を行うだけではなく、歯を失った原因をしっかり分析した上で、残りの歯を可能な限り良い状態で維持する方法も考えます。もちろん治療にも細心の注意をはらっており、治療システムやインプラントのメーカーの選択、精密な治療を行うためにサージカルガイドと呼ばれる装置を使用するなど、一人ひとりの患者さまにとってより良い治療をご提案するための体制を整えています。
当院では休診日である木曜日と日曜日、祝日以外は、17時半まで診療を行っています。土曜日にインプラントの手術を行うこともできますので、忙しくて治療の時間が取れないとお悩みの方も、ぜひともご相談ください。
INDEX
当院ではより良いインプラントをご提供するために、治療に使う設備や素材に気を配っています。
例えば、治療に使うインプラントのメーカーは、導入しているセラミック治療システムメーカーとの相性を考えて選んでいます。また、インプラントの上にかぶせるかぶせ物の素材には、フルジルコニア(※)という汚れがつきにくく割れにくい素材をご提案しています。他にも、かぶせ物やつめ物などの補綴物を作製する際には、精密な作業を進めることができるように、お口の中をスキャンしてデータを取得する光学印象という方法を取り入れています。
さまざまな点に配慮することで、噛み合わせを調整する手間を抑えつつ、噛みやすいインプラントをご提供できるように工夫しています。安定した噛み合わせを長く維持できるように、細心の注意をはらった治療を心がけています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
インプラントと言っても、患者さまに合った治療の形は一人ひとりで異なります。そのため、当院ではそれぞれの患者さまにとってより良い治療をご提供することを心がけています。
お口の中の骨が少なく、そのままの状態では治療が難しかったり、インプラントが露出したりしてしまう場合には、骨補填(ほてん)材を入れるソケットリフト(※)やGBR(※)といった方法をご提案いたします。また、患者さまの全身の状況にも注意をはらい、可能な限りリスクの少ない治療を検討します。
インプラントを埋入する際には、位置や深さ、角度のずれを可能な限り減らせるように、サージカルガイドというマウスピースのような装置を作製することがございます。当院ではサージカルガイドを院内で作製しているため、基準となる歯が少ないなどの一部のケースを除いては、インプラントの料金の範囲内で対応いたします。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
インプラントを使って失った歯を補うのは、残っている患者さまの歯を保存し、可能な限り長持ちさせるためでもあります。当院では歯を失ってしまった原因にも注目して、ていねいな分析を行うことを心がけています。さらに患者さまとのお話や診断を行った上で、お口の状態に合った治療をご提案させていただきます。
当院は、治療後のケアにも力を入れています。お口のクリーニングなどの基本的なケアに加えて、定期的にレントゲンを撮影し、インプラント周囲炎が起きていないか、噛み合わせが安定しているかを確認いたします。インプラント治療を行った部分はもちろんのこと、患者さまのお口全体に注意をはらい、良い状態を長く維持できるようにサポートさせていただきます。
各種検査・診断・治療計画立案
患者さまのお口の中の状況を診査します。さらにレントゲン、歯科用CT、その他お口の中の検査を行い、根幹治療などの他の治療の有無といった条件も考慮して、治療計画を立てていきます。治療計画を立てる上でのポイントは、インプラントに関わることだけではなく、虫歯、歯周病、噛み合わせといったお口全体の問題を検査し、診断することです。
入れ歯やブリッジといった他の選択肢についても話し、希望するかどうかをお聞きします。また、残っている患者さまの歯を大切にするために、歯がなくなった理由についてもお聞きします。
必要に応じて歯科用CTを撮影します。撮影したCT画像とシミュレーションソフトを用いて構築し、インプラント体を埋入する場所やサイズ、本数といった治療計画を立案し、実際にかかる治療期間、費用をお話しします。
インプラント手術
歯の根となるインプラント体を顎の骨に埋め込んでいきます。
歯茎を開いて、インプラントを埋め込むための穴を作り、インプラント体を埋め込みます。処置時間は1本あたり15分くらいですが、埋め込む本数や抜歯、再生治療の有無により、処置時間が変わります。
骨と結合されるまで、約1カ月から4カ月の期間を要します。その間は、仮歯を入れるため食事をすることも可能です。
キャップ装着
歯茎を再度開き、骨とインプラントが一体化していることを確認します。定着していることが確認できたらインプラントの頭にキャップを装着します。
処置後は1週間から2週間ほどかけて、歯茎の形が整うのを待ちます。必要に応じて仮歯を調整します。
かぶせ物の装着
2次処置で装着したキャップを取り外し、歯となるかぶせ物の土台を取り付けます。その上にかぶせ物を装着して完成です。完成直後に噛み合わせや形態で納得がいかない場合は修正いたします。
メンテナンス
インプラント治療では、メンテナンスを怠ると歯周病に感染するリスクが高くなります。歯周病に感染すると骨が溶けてしまい、インプラント体ごと取れてしまいます。インプラントを長く快適にお使いいただくためにも、定期的なメンテナンスが欠かせません。そのためインプラント治療後は、1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後に検診を受けていただきます。
マックさんの口コミ (男性)
2023年8月 投稿
よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 アクセス |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 |
治療 | 説明 丁寧さ 痛みへの配慮 |
ネット予約・空き状況確認 |
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