骨や歯茎の再生も可能にする歯周病治療
日本人によく見られる発症していると予想されている歯周病は、歯の周りの炎症によって歯を支える歯槽骨を減少させ、最悪の場合、歯を失うことになる病気です。歯や歯茎に食べかすがたまるとそれを好むばい菌が歯茎の中に居心地の良い住み処を作りますが、それを除去するのが歯周病治療となります。
当院では、歯周病治療を前半と後半に分けて考えています。前半は痛みや腫れを抑える、歯を失ってしまった場合には、それを補う治療など歯科医師による治療です。後半は、治療後に患者さまご自身で行っていただくメンテナンスです。
前半の治療では、まず口内の細菌を排除します。悪化している場合は麻酔をして歯茎を開き、ばい菌を除去する治療を行います。さらに、骨や歯茎が痩せてしまうほど進行している場合は、再生医療が必要になる場合があります。治療期間は数カ月ほどになります。また、その間に歯磨き指導も行い、正しいブラッシングができるようになっていただきます。
後半の治療では、患者さまとコミュニケーションを取りながら、まずご自身のお口の状況を理解していただきます。歯周病治療は患者さまの協力なくして成立しません。治療後にも正しいブラッシングを継続して実践できるよう指導いたします。
歯周病の特徴
抜歯が必要になった際は、インプラントなど複数の治療方法をご提案します
歯周病が進行すると、歯が抜ける、もしくは抜かざるを得ない状況になることがあります。その場合、当院では二つの処置を行います。まずは、他の歯の被害を抑えることです。歯周病は歯の土台である骨の病気のため、1本歯が抜けるくらいの状況であると他の歯にも広がっていく可能性が高いです。
そのため、歯周病を抑える治療を行います。もう一つが、失ってしまった歯を補う治療を行うことです。口内の状態に合わせ、ブリッジやインプラント（※）、部分入れ歯をご提案いたします。
当院では、抜歯が必要な場合は、抜歯をするタイミングにも細心の注意を払っています。すぐに抜くのではなく、クリーニングやスケーリングを行い、歯茎の炎症を抑え、抜歯後の治療の準備を整えてから抜歯を行います。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
治療後は歯科衛生士が丁寧にメンテナンスを行います
お口の中を清潔に保つことができなければ、歯周病は再発してしまうため、歯周病との戦いはずっと続いていきます。口の中に汚れがたまり、歯石になってしまうと、歯磨きだけでは取り除くことができません。その場合、メンテナンスに来院いただき、歯科衛生士がスケーリングを行います。
また、お口の中の状態や食事、健康状態の確認、ブラッシングのチェックなどを行い、ご自身で行っていただくクリーニングの方法や、食生活全般のアドバイスを行います。
当院のメンテナンスでは、1時間ほどかけ丁寧にスケーリングやアドバイスをさせていただきます。
関連口コミ
しぃこさんの口コミ (東京都/50代/男性)
2017年7月 投稿
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。
- 治療内容
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