当院では、歯科衛生士ではなく、医師がお口の中の掃除をはじめ、患者さまのすべての診療を担当します。そうすることで、スケーリングやお掃除をしているときに見つかる虫歯や、見つけにくい歯周病の発見にもつながります。患者さまとは、確認だけでなくじっくり時間をかけてお話をすることができますので、疑問点や気になることなど、なんでもお話しいただきたいと思います。医師がすべて担当することで、患者さまとのより良い関係も築きやすいと考えています。
また、当院は都内に14医院ある世航会デンタルオフィスの1医院です。多くの医師が所属しているため、疑問点や問題点があったとき、医師同士で話し合いながら勉強会や症例検討会ができる利点があります。容易ではない治療の際は、医師が1人だけで症例を解決しないようにしており、患者さまの落ち着きにもつながっています。
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当院では、患者さまご自身のお口の中を分かりやすく説明するために、CT、口腔内カメラ、メドバイザー(治療の流れをCGで分かりやすく説明したもの)などを用いています。
とくに口腔内カメラで写真を撮りながら治療を進めるため、患者さまにお口の中のすべてを確認していただけます。ご自身のお口の中を確認することで、治療に対するモチベーションを上げていただくこともできます。
また、分かりやすく説明するために、専門用語はできる限り使わないように心がけています。そして、分からないことがあれば、分かるまでご説明するようにしています。一度の診療で理解できなくても、次回以降の診療でお分かりいただけることもあります。見て分かるものとして、模型、スカル、紙に書いての状況説明なども用いています。
当院の患者さまの中には、妊娠中の方も多くいらっしゃいます。もし妊娠中であれば、病診連携として、産婦人科に手紙を書くなどして、密に医療機関とも連携をとりながら治療を進めるようにしています。
妊娠中は、使えるお薬も限られます。また、治療の内容にも制限があります。妊婦さまの状況によっては、治療の進度にも影響が出ますので、産婦人科医師との連携が大切だと考えています。妊娠中は思わぬ体調の変化があります。口腔管理も非常に重要となりますので、一つ一つ丁寧にご説明をしながら、話し合いながら、無理のない範囲で診療を続けていくようにしています。
小さなお子さまのお母さまからは、女性医師がいてよかったというお言葉をいただきます。歯科医院に慣れていないお子さまは、女性医師というだけで少し気持ちがやわらぐのかもしれません。もちろん、男性医師も患者さまに優しく接します。また、当院には栄養士もおりますので、生活習慣病を予防するためのサポートもしています。希望される方には、食事の面からもサポートさせていただけます。とくに入れ歯やインプラントをされると、お食事がとりづらい時期もあります。その際にどのような調理方法があるかなど、気軽にお問い合わせください。また、お子さまの好き嫌いにどのように対応するかといった、食育の面からのサポートも行っています。お口の中の健康を保ち、楽しく食事をするためにどうしたらよいかを、お子さまとお母さまと一緒に考えていきます。
当院では、3種類の麻酔を治療により使いわけています。基本的に麻酔は、注射によるものです。注射自体も痛みを伴うことがありますので、表面麻酔や麻酔薬を温めるなどして、痛みを少なくしています。笑気麻酔は、マスクから笑気を吸入する麻酔です。歯科恐怖症の方に対して作用が見られやすいです。静脈内鎮静法は、鎮静剤や鎮痛剤を直接静脈に投与します。麻酔使用時には患者さまの体全体の様子を確認しながら、できるだけ痛みの少ない診療が行えるよう取り組んでいます。
平日に通院が難しい方のために、平日と同様に土曜日、日曜日も9時から18時まで診療しております。赤ちゃんからお年寄りまで、ご家族でご利用いただける町の医院として皆さまのお役に立ちたいと考えています。