御徒町パーク歯科クリニック

歯科口腔外科です。お口の中の疾患ので口腔内の病気が多いと言われています。通っていただく患者さまにもし口腔内の病気があった場合、見落としてしまわないような能力を付けたいと思いました。また、歯をぶつけて抜けてしまった症例や唇が切れてしまったなどの外傷の救急治療の場合にも、対応していけるように歯科口腔外科を学びました。

どんな方へもいつでも全力投球なので、対応に変わりはありません。私は患者さまに対しては、どんなことを考えていらっしゃるのかを把握するように気を配っています。それは初めての方でも、長く通院している方でも同じです。その人が悩んでいることをきちんと理解して、歯科医師と患者さまとの捉え方にずれがないようにコミュニケーションをしっかり取るようにしています。初めて来られた方にはそういったことに、より大事にしています。

「患者さまの抱える思い・望んでいることを理解する」ことが大切だと考えており、モットーでもあります。患者さまの中には、早く抜いてくれという方もいらっしゃいますし、歯には触らず、薬だけ欲しいという方もいます。患者さまそれぞれのニーズを私たちが早い時点で把握してあげれば、患者さまに納得していただき気持ちよく診療を進めることができます。患者さまが望まれることに無関心で、歯科医師の考え方や治療方針を押し付けることはあってはならないことです。ですから、まずは患者さまのニーズを理解することを大切にしています。

都内や東京近郊で働いている、海外から来られた方が多いです。中国の方から韓国、インド、ネパール、たまにアメリカの方もいらっしゃいます。割とこのあたりはアジアの方が多いです。ホームページに掲載してるのですが、診療の際は英会話で対応させていただいております。

特別お年寄りだから気遣いをするということではなく、その患者さまご本人にとってどう対応してさしあげればいいのかを考えます。耳が遠い方には大きい声で話しかけたり、足が不自由な方であれば移動に負担がないように近くの診療室へ案内したりといった配慮をするのは当然のことです。
治療時間が長いと疲れてしまうから早く終わらせるというよりは、必ずしも患者さまにとってのメリットではないものの、ご本人が納得することの方がより大切であると考えます。
患者さまにとってのゴール地点が長い短いは関係なく、一緒に探して、より良い生活を送っていただきたいと考えています。

歯科医院での治療と訪問診療との大きな違いは、患者さまのご自宅や施設の中のお部屋など、実際に住んでいらっしゃる空間の中に入らせていただくことです。
迎えてくださる方々に失礼のないようマナーに気を付けるのはもちろんですが、ご家族やケアマネージャーの方と密に連絡を取り合って、なるべく速やかに診療するよう心がけています。
身体の状態に合わせた治療と本当に必要な治療、ご本人やご家族が望んでいることとを総合的に評価してから今後の方針を決めるように心がけております。

例えば食事に行くときに、少しだけお洒落なレストランに行くと、人は気分がよいと感じると思います。その感覚を当院にも取り入れたいと考えました。普通に歯科治療に行ったというだけの感覚ではなく、それ以上のものを感じていただきたくて、少しこだわりを持って設計しています。さらに、足置きやテレビの設置方法など、細かいところのさりげない工夫によって、患者さまが少しでも居心地のよい空間だと感じてくださるように考えています。また、診療室はすべて個室にしていますので、周りを気にせずにゆっくりと治療を受けていただけます。患者さまが、居心地よくリラックスできる空間であることにも配慮しています。

直接、患者さまにかかわることではない業務もたくさんありますが、どんなに辛くても、どんなに多忙なときでも一所懸命に頑張ってくれているスタッフには感謝をしています。かつ、どんなときも笑顔を忘れません。いつも頑張って、なるべく心地よく過ごせるようにという気遣い溢れるスタッフです。私が頑張るのは当然のことですが、スタッフは私に合わせて一所懸命頑張ってくれています。顔や態度には決して出しませんが、私の知らないところでも、相当いろいろなことに気を回してくれていると思います。

少し照れくさい感じですが、「患者さまファースト」です。例えば、やらなくてはいけない仕事があったとしても、患者さまをお待たせするようであれば、自分の仕事は後回しにすべきだと思います。また、私のアシストに付いてくれるスタッフの対応が1秒でも遅ければ、患者さまが口を開けている時間は1秒間長くなってしまいます。患者さまにとってよい治療を受けていただくために、私たちはどういう動きをしたらよいのかということを考えてもらっています。ときには「自分の口を大きく10分間開けておいてみてごらん」と言っています。私たちにとっての10分間と、口を大きく開けて治療を受ける患者さまの10分間は全然違うものだという強い認識を持っていれば、無駄な動きを省く努力を惜しみませんし、一つひとつの動きも変わってくると思います。「患者さまファースト」は当院スタッフ全員の共通認識です。