デンタルクリニック江戸川橋

父親が歯科医師でその姿を見ていたことがきっかけですね。高校生の頃から歯科助手という立場で父の仕事を手伝っていたので、歯科医師という職業に対するハードルの高さなどは感じませんでした。
自分も父親と同じ立場になって、患者さまのご要望に添った治療ができるように心がけています。麻酔の仕方や歯の削り方、型の取り方など、一つひとつの手順をより丁寧に行うようにしており、患者さまにかかる負担をなるべく軽くできるように配慮しています。

私が大学を卒業した当時は、臨床研修制度を取っても取らなくてもいいというはざまのときでした。実家が歯科医院をやっていたのですが、そちらには戻らず大学の歯周科に残りました。
当時はアルバイトが認められていて、そのときに働いていたのが当院でした。その後、父の体調が優れず、大学に残ることが難しくなり、そのまま当院へ就職しました。大学時代から働いている歯科医院ですので、当時から継続してお口の中を見させていただいている患者さまもいらっしゃいます。

とても大変でした。ほとんど毎日飛行機に乗って、当院と実家の歯科医院を行き来し、診療に当たっていたので、体調を崩してしまうことが多々ありました。
そのときに感じたのが、人は健康じゃないと何も楽しくないし、前向きにもなれないということです。特に自分が健康でないと治療の際の説得力にも欠けてしまいますので、健康管理は丁寧に行っています。患者さまにもそのお話をしながら、健康を維持していくことの大切さを理解していただきたいと思っています。

糖質制限には配慮しています。もう長い間、砂糖の摂取はしていないです。
また、食事の仕方にも気を遣っており、最初に酢の物や野菜を取るようにしています。場合によってはそれだけでおなかがいっぱいになってしまうこともありますし、そのときにはそれ以上の食事はしません。ただし、炭水化物を取らないと、髪質や肌にダメージを与えてしまいますので、昼にはご飯やパンなど、炭水化物を取るように心がけています。

とにかくよく説明してください、と伝えています。患者さまに健康を維持していただくためにもしっかりと理解していただくことが重要で、その理解を深めるためにも専門用語を使わず、分かりやすい説明が大切となります。
私自身も、もちろん説明を念入りに行っています。歯の治療は患者さまからは見えないところでもありますので、治療の説明だけでなく、お口の中を触るときもまずはお声かけをして、頬から順に触るなど、患者さまが不安に感じる要素を排除できるようにしています。

「きちんとした治療、長持ちする治療」という診療のモットーは、入職当時と変わらずに持ち続けています。これは歯科医師としては当たり前のことですが、その中でもしっかりと意識し続けることで、より患者さまに寄り添った治療につながると考えています。
変わったことは治療技術や材料の進歩ではないでしょうか。治療の幅も広がってきていますし、より複雑な治療を丁寧に行える設備もたくさん出てきていますので、患者さまに提供する治療の質が向上してきていると感じています。

飼っているペットと遊ぶことです。たくさん動物を飼っていて、猫が4匹に、犬が5匹います。たくさんいるので、散歩のときや家の中が大変なことになっていますが、無邪気に遊んでいる姿を見ると癒やされます。
また、ペットを飼い始めてから動物のための歯科医院の存在を知りました。犬や猫も人間と同じように歯垢がたまって、歯が悪くなってしまう恐れがあります。定期的に状態を見ることで、動物の健康も守っていけるようです。