お口の健康を維持するには、天然歯を残すことが大切です。歯を削ると、その分だけ機能性が低下しやすく、それだけ歯の寿命も短くなるからです。これまで歯科医師として日々の診療に取り組む中で、歯の被せ物が原因で状態が悪化していたり、歯を削りすぎたことで苦しんでいる患者さまを見たこともあります。
当院では、虫歯の治療をする際、歯を削る範囲をできるだけ少なくとどめるとともに、なるべく歯を抜かないよう心がけています。具体的には、レントゲンや虫歯のある場所に色を付ける染め出し液を使って、歯を削る場所を明確にする対策を行っています。
もちろん、治療開始前には入念なカウンセリングをするようにしていますので、不安なことがあれば何でもご相談ください。治療後の状態を少しでも長く維持するための対策も含めて、丁寧にお話しさせていただきます。
当院では、歯科医師・歯科衛生士ともに担当制を採用しています。同じ歯科医師が治療を担当することで患者さまが痛みについてどう感じているのか、どのような特徴があるのかという点について把握しやすくなるからです。また、歯科衛生士についても、担当制にすることでお口の中の細かな変化に気づきやすくなります。
同じ歯科医師・歯科衛生士が担当することで、通院回数を重ねるにつれ患者さまのことをより深く理解できるのではないか、とも考えています。当院では患者さまと良い関係を深めるとともに、患者さまがよりリラックスした状態で治療を受けられるよう、しっかりサポートさせていただきます。
納得のいく被せ物・詰め物を付けた後は、それを長く使っていただければと思います。そのためには、日々のブラッシングや定期的な歯科医院でのケアが重要になってきます。
当院では歯科治療をする際、技工物が清掃しやすいものか、歯ブラシは問題なく使えるか、汚れが溜まりやすくはないかといった点にも留意するようにしています。また、詰め物や被せ物を付ける前には、歯科衛生士を含め3人体制でチェックするようにしています。被せ物の清掃をしやすくすることは、虫歯をはじめとするお口の病気を予防することにつながるからです。
お口の病気を防ぐことは治療にかかる費用や時間を節約することにもつながります。治療後も油断することなく日々のブラッシングに取り組み、治療後の良い状態を長持ちさせられる環境作りをしていきましょう。
投稿者さんの口コミ (東京都/30代/女性)
2019年1月 投稿
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よかった点 | |
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施設 | アクセス |
治療 | 説明 |
takashiさんの口コミ (東京都/40代/男性)
2019年1月 投稿
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