鈴木歯科医院

親知らずに関する相談を承った際は、レントゲンや歯科用CTによる撮影によってお口周りの状態を撮影し、その結果に応じて抜歯するかどうかを判断いたします。中でも歯科用CTは、歯の形状だけでなく血管・神経の位置も立体的に把握できるため、抜歯を行う場合であってもリスクを抑えながら処置を進めていくことが可能です。

治療時間は、麻酔処置と抜歯を含めて、上顎であれば20分ほど、下顎の場合は20分から40分ほどとお考えください。お口の状況にもよりますが、当日抜歯や複数本抜歯にも対応していますので、事情があってすぐに抜きたい・同時に抜きたいといった際はご相談いただければ幸いです。

横に生えていたり歯茎の中に埋まっていたりする親知らずであっても対応できる場合があります。無理に自己判断をせず、まずは一度検査を受けてみましょう。

失った歯を補う治療法として主に挙げられるのは「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント（※）」の三つです。それぞれに異なった特徴がありますが、周囲の歯に負担をかけず本来の歯のような使用感を得られるという観点から、インプラントは入れ歯やブリッジの欠点を補える方法だと考えています。

治療に際しては、歯科用CTによる検査を通して、隣の歯との位置関係、顎骨の厚みなどを確認した上で治療計画を立てていきます。そしてインプラントの埋入位置・角度をシミュレーションし、衛生管理の行き届いた環境でスピーディーに処置を進めていきます。

インプラント治療においては術後の管理も大切です。口腔内が不衛生だったり過度な力が加わったりすると、歯周組織に炎症が生じる「インプラント周囲炎」を引き起こします。インプラントと他の歯を守っていくため、ぜひ定期的なメンテナンスを続けていきましょう。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

根管治療は歯の内部に対して処置を行うため、綿密な検査と細やかな作業が必要となります。そのため治療にあたっては、事前に歯科用CTで歯根の形状や向きを確認し、視野を肉眼の20倍程度まで拡大できるマイクロスコープを使用しながら処置を進めています。

「最初の根管治療」をどれだけていねいに行えるかが、今後の歯の健康状態に関わってきます。例えば、歯の内部に汚れが残ってしまったり唾液などの感染源が入り込んでしまったりすると、症状が再発し、治療の繰り返しによって結果的に歯を失ってしまうかもしれません。だからこそ当院では、細心の注意に基づいた緻密な処置によって、再発リスクを抑えた治療に努めています。

当院にはお仕事をされている方が多くお越しになるため、できるだけ時間にも配慮をし、治療は1回あたり1時間程度としています。細菌感染を防ぐとともにスピーディーに処置を進めてまいりますので、普段お忙しいという方もご相談ください。

当院は医療機器の拡充にも力を入れており、それによって治療品質の向上を図っています。

その中でも代表的なのが、歯科用CTとマイクロスコープです。歯科用CTはお口の内部の状態を立体的に撮影できる機器であり、歯の根の形状や顎骨の厚みなども把握できるため、根管治療やインプラント治療（※）において活用されます。一方マイクロスコープは視野を拡大するための歯科用顕微鏡で、根管治療で歯の内部を確認する際に用いています。微細なヒビや小さな虫歯といった、肉眼では見つけることが難しいトラブルを発見できるようになる点も、マイクロスコープの強みです。

また当院は衛生管理のための設備も取りそろえており、例えば通常の滅菌器と歯を削るタービン専用の滅菌器を併用することで、各種治療器具をしっかりと清潔に保っています。そして診療ユニットには内部の水を除菌するシステムが備わっているため、ろ過だけをした場合と比べて水をより浄化させることが可能です。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。