歯周病は、お口の中で菌が繁殖し、歯茎などを傷める病気です。むし歯のように強い痛みがすぐ出るものではないため、歯周病の治療は後回しになりがちです。
しかし、実際には、歯科医院で歯を抜いた方の原因のうち、41.8%が歯周病によるものだと言われています。 当院では、「1日でも、1本でも多くの歯を残せるように」することを目標に、特に歯周病の治療に力を入れています。
特に意識しているのが、歯肉の状態がよくなってからかぶせ物をする、ということです。歯肉の状態がよくなってからかぶせ物をすることにより、かぶせ物と歯の間のトラブルを防ぎ、患者さまの歯をより長く残せると考えているため、このようなことを心がけています。 歯周病の治療を行うと、歯肉が引き締まります。そのため、歯肉の状態が悪い時に型を取り、かぶせ物を作ってしまうと、歯周病の治療を終えた時に、歯肉とかぶせ物の間に隙間ができてしまうのです。歯肉とかぶせ物の間にできた隙間はむし歯の温床になってしまったり、口臭の原因になってしまうこともあります。
そのため、歯肉の状態の良し悪しをしっかり見極め、歯肉の状態が悪ければもう少し洗うなど、歯肉の状態がよくなってから型を取るといったことを行っています。
歯周病の治療内容は、軽く歯石を取るだけのクリーニングから外科的処置まで、様々です。当院では、歯周病の治療については、検査からメンテナンスまで一貫した治療を患者さまにご提供するため、専属の歯科衛生士を配置しています。専属の歯科衛生士には、歯磨き指導を行ってもらうとともに、患者さまが歯周病を根気よく治療する動機づけとなるよう、歯周病の恐ろしさについて説明してもらっています。
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