矯正歯科の治療内容｜丸の内 帝劇デンタルクリニック

矯正治療は通常、歯の表側にブラケットという装置を付けてワイヤーを掛ける方法をとりますが、近年「裏側の矯正」の技術が格段に向上し、実際の治療の現場でもこの矯正を行うことが増えてきました。

この方法を可能にしているのは、コンピューターで矯正装置を作る3Dデジタル矯正技術です。これによって、以前は実現が困難とされていた裏側の矯正装置を、従来の表側矯正装置とほぼ同じレベルで作ることができるようになりました。

ブラケットやワイヤーが歯の裏側にありますから、矯正器具をなるべく見せたくないと感じるお子さまや、営業職など人と接することの多い仕事の方は大きな利点があるといえます。

矯正治療は、歯磨きの際にどうしても磨き残しが出やすく、矯正期間中に虫歯ができてしまう患者さまも少なくありません。しかし、裏側の矯正は虫歯になりにくいという大きなメリットがあります。

歯の表側は唾液の量が少ないため、酸性化して虫歯になりやすいのですが、裏側は唾液量が多く、虫歯になりにくい傾向があるためです。そうした点からも、この矯正を希望される方は増えてきております。

大人になってからの矯正には、さまざまなリスクが伴います。骨格の成長期であるお子さまへの矯正とは異なり、すでにしっかり固まった歯を動かすことになりますから、無理にやろうとすれば、歯に大きなダメージを与えるかもしれません。

それでも、大人の方でどうしても前歯の1本だけをどうにかしたい、といった矯正のご要望も多いものです。こうしたご要望に対して当院では、部分的に行う矯正をおすすめしております。できるだけ歯に負担をかけないマウスピースを使用した、目立ちにくい矯正を行うことも可能です。2カ月～半年の期間で治療を進めていきます。

矯正にあたってどの方法が良いかは、矯正の規模によっても異なってまいりますが、小さな矯正の場合はマウスピースのほうが手軽かもしれません。詳しくは当院までお気軽にご相談ください。