生活習慣のなかには噛み合わせに影響する、さまざまな要因があります。1日のなかでパソコンやスマートフォンの画面を見ている時間が長い方は、顎の周辺の筋肉が過度の緊張状態となりやすく、無意識のうちに歯を食いしばり続けていることがあります。このような場合にはできるかぎり歯を噛みしめている時間を短くすることを目指して、噛み合わせの状態の改善をはかります。当院では治療を行う前にカウンセリングを実施して患者さまの日ごろの癖や習慣を把握し、噛み合わせ(※)の改善に向けた治療方針を検討いたします。癖や習慣は長い時間をかけて形成されているため、患者さま本来の噛み合わせを取り戻せないケースも少なくありません。また、治療を行って噛み合わせの状態に関与しすぎると新たな問題が生じるケースも珍しくありません。当院では患者さま本来の噛み合わせの状態にこだわりすぎることなく、あくまで噛み合わせの状態を原因として身体に起こっている症状に対処することを目指して治療を行ってまいります。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
上顎の歯と下顎の歯の接触状態を調整する場合には、患者さまの歯質をミクロン単位で削る場合があります。虫歯の治療を行う場合には虫歯菌によって症状が進んだ歯質を削り取る必要があることは広く知られているため、ほとんどの場合、患者さまは大きな不安を感じることなく治療に臨んでいただいております。ですが、噛み合わせを改善するために歯を削るということに戸惑いを感じる方も少なくありません。当院ではまず患者さまのお口の型取りやレントゲン撮影などによって資料取得を行い、お口の状態を確認したうえで治療の内容をしっかりとお伝えしてまいります。なぜ歯を削る必要があるのかということをていねいにお伝えするよう心がけております。
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