噛み合わせは力のコントロールにより決まってきます。つめ物やかぶせ物などが壊れていくのは「力のコントロール不足」が原因のことが多いです。また、取れては付け直すことの繰り返しで段々劣化していき、壊れてしまいます。なぜ取れてしまうのかとその原因を追究すると、噛み合わせの悪さが原因になっていることも多いです。そのため、そのような患者さまには咬合治療をおすすめしております。
治療せずに噛み合わせを放っておくと、補綴物の破壊や破損、顎関節症、歯周病など、口腔内の病気にかかってしまう可能性もあります。そのため、治療には炎症のコントロールと噛む力のコントロールが必要になってまいります。また、患者さまによってはストレスから生じる歯ぎしりやくいしばりなどの悪循環により噛み合わせが悪くなる場合もあり、その原因に合った治療が必要です。
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噛み合わせの悪くなる原因の一つにお子さまの成長発育が上げられます。そのため、子供の頃からきちんと治療していくことが噛み合わせにとっては必要になってきます。また、急ぎで歯の治療を行ったことにより、周りの歯や骨などのバランスを確認して治療を行っておらず悪くなる場合もあります。そこでも、全体を確認してから治療を行うことでメンテナンスだけで済んだ場合も多いため、包括治療の大切さを噛みしめております。
小さい頃からの噛み合わせ治療は、混合歯列期を経て15~16歳で永久歯が生え終わります。それまでに乳歯の時からのコントロールが必要となります。そのため、遅くても小学生のうちから治療を行うことが大切になります。治療せずに成人になってしまうと、顎の発育が終了してしまい、出来上がってしまった顎の中でバランスの取れた歯並びに調節しなければいけないため、抜歯する可能性もあり得るからです。ただ、基本的には良い噛み合わせを作ること自体が筋肉を安定させ、バランスを良くさせるため全身のケアができるようになるため、抜歯によっての負担は少なくメリットの方が大きくなります。
自宅でできる噛み合わせの予防対策では、姿勢や歯ぎしりを予防することが大事です。また、歯ぎしりはストレスなので予防はできません。そのため、患者さまによってはナイトガードと言われる寝るときだけつける歯のカバーをおすすめし、歯ぎしりから歯自体の損傷や噛み合わせが悪くなるのを守ります。当院では、くいしばり予防のための指導も行っております。担当の歯科衛生士が担当につき、患者さまの日頃の生活習慣をお伺いし、歯の症状を確認しながら指導させていただいております。
また、お口の体操などによる訓練を行うことにより、咬合調整していくことなども行っております。お悩みの方はぜひ一度当院までご相談ください。きっと改善する方法が見つかると思います。
匿名希望さんの口コミ (東京都/50代/男性)
2022年6月 投稿
よかった点 | |
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