患者さまそれぞれのお口にしっかり合った義歯(入れ歯)、ご要望に添う義歯をご提供するため、一つひとつの工程を丁寧に行っております。
口腔内の型取りから始まり、最終的な調整に至るまでの段階を丁寧に踏むことで、装着した際に違和感のない入れ歯をご用意し、そのフィット感に感動していただきたいと考えてまいりました。患者さまに装着していただいたのちにも、微調整を繰り返してまいります。
患者さまが望んでおられること、お困りのこと、ストレスに感じている問題などを、経験をもとに一つひとつ明らかにすることで、患者さまのご要望に添う義歯をご提供してまいりました。
当院では、保険診療、自由診療の別なく、患者さまのご要望に即した義歯のご用意に努めております。「費用を抑えたい」「より違和感がない素材を」「軽いものを」といったご要望に適した素材を複数ご提案し、患者さまご自身に選択していただいております。まずはお気兼ねなくご相談ください。
患者さまにあった義歯を提供するためには、まずは大まかな模型を作ります。次に、大まかな模型を元に、個人トレー(一人ひとりの患者さまに合う枠組み)を作っていきます。それから、個人トレーを使用してより良い模型を作るというふうに少しずつ段階を踏んでいくのです。この段階を経て、患者さまのお口の状態に合った義歯を作ります。できた義歯を患者さまに装着してもらい、調整します。細かな調整を繰り返して、患者さまに合った義歯の完成です。
また、お口にぴったり合っていることはもちろんですが、義歯は素材によっても使用感が変わります。主な義歯の素材は、オールセラミック・メタルボンド(純金使用・合金使用)・ハイブリッドセラミック・レジン・ゴールド・プラチナ(入れ歯)・銀歯・ステンレスメッシュ(入れ歯)・純チタン・チタン合金・超硬質コバルトクローム合金(入れ歯)などが挙げられます。さまざまな素材があるので、患者さまのお口の状態に合わせて選べるのが利点です。
義歯は部分入れ歯と総入れ歯に分けられます。部分入れ歯とは、残っている歯にバネをかけて歯と粘膜で維持する仕組みです。総入れ歯とは、歯がすべて抜けてしまった顎堤に床を作り、粘膜のみで維持します。総入れ歯の場合は、部分入れ歯のようにバネをかける歯がないので、できる限り適合がよく安定していることが重要です。
患者さまが違和感なくよく噛めるように、当院は基本に忠実に手間をかけて義歯を作ります。より良い義歯を作るために、歯科技工士と密に連携を取りながら行っています。費用については、保険診療の範囲で、なるべく薄く快適な付け心地の義歯を作るように心がけていますが、患者さまのお口の状態によっては、自由診療の金属床の義歯をおすすめする場合もあります。新しく入れ歯を作りたい方や今お使いの入れ歯にご納得されていない方、入れ歯を修理したい方など、入れ歯でお悩みの方はどうぞお気兼ねなくご相談ください。