こだわり｜大川歯科クリニック

当院ではインフォームドコンセントを重視し、患者さまに正しい情報を提供したうえで、患者さまの合意に基づいて治療を行うようにしています。
歯科医師による一方的な処置はしたくありません。「どういった点に不満があるのか」、「どこが気になっているか」など、まずは患者さまのご要望やお話をお聞きします。治療の後で、「本当は別の処置をしてほしかった」というご不満が生じないように配慮し、こちらから進んでコミュニケーションをとるように努めています。

また、他院から移って来られた患者さまについては、その医院で受けた治療についても詳細にお聞きしています。そのうえで、治療のリスクを説明しながら、患者さまのお気持ちを尊重しつつ治療を進めていくようにしています。

治療の質を向上させるために、笑顔でのおもてなしやリラックスして過ごしていただける取り組みをしています。患者さまにとって、歯科医院に行くのは不安なことが多いのではないでしょうか。診療チェアに座るだけで血圧が上がり、緊張してしまう方もいらっしゃいます。患者さまにリラックスして過ごしていただくために、いきなり治療を開始するのではなく、まずはお話をするところから始めています。

また、患者さまとお話しする際には、コミュニケーションの基本として、笑顔で接することやきちんとあいさつをすることを重要視しています。穏やかな会話を通して、緊張をほぐしていただきたいからです。患者さまの中にはストレスから貧血を起こしてしまう方もいらっしゃいますので、治療への不安を取り除くという観点を忘れないように、治療にあたっています。

当院は完全予約制を採用し、患者さまそれぞれの治療時間をしっかりと確保しています。月曜日と水曜日は夜20時までの診療で、会社勤めのサラリーマンやOLの方も、お仕事帰りに寄っていただけるようにしました。急患の診療も可能ですので、急に歯が痛くなった場合は気兼ねなくお越しください。

5分や10分という時間では十分な治療を提供することができないため、お一人に対して30分ほど時間をいただいています。歯科医院の治療は長期にわたる場合が多いですが、長期間の治療は患者さまにとってストレスでしょう。当院は、なるべく短期の治療になるよう配慮し、治療期間が長引かないように努めています。

このようなことに気をつけているのは、患者さまと同じように当院の院長も不必要に長く待たされることには抵抗があるためです。そのため、むやみに治療に時間をかけてストレスが生じないようにしています。

当院のスタッフは治療の際に、マスクとフェイスガード、キャップを着用しており、感染リスクの軽減に努めています。そのうえで口腔外バキュームを設置し、治療時にお口から生じる唾液や削りカスなどを拡散させないようにしています。

治療器具に関しては使用ごとに滅菌器にかけており、個別にパッキングした状態で保管しています。患者さまごとに交換しているため、一度使ったものをそのまま再利用することはありません。診療台のこまめな清掃や室内の換気といった、院内環境全体における衛生管理も欠かさず行っています。

そのほか、院内が密集・密接状態とならないよう予約の間隔を調整しています。お口の中に直接触れる歯科だからこそ、感染症対策には力を入れて取り組まなければなりません。

強い痛みを抱えてお越しになった患者さまには、その日のうちに痛みを取り除く治療をいたします。お悩みやご不安をしっかりと把握し、リラックスして治療に臨んでいただけるように努める方針です。診療室は個室となっているため、周囲の人の目を気にする必要はありません。

また、当院では治療時の痛みに対しても配慮しています。例えば麻酔注射の際には必要に応じて表面麻酔を施しており、注射針が刺さる瞬間の痛みを軽減できるようにしています。そのうえで手動の注射器を用い、指先の感覚を大事にしながらゆっくり麻酔液を注入していくという流れです。このように痛みを抑えるための工夫を行っていますので、歯科治療に苦手意識があるという方も一度ご相談ください。