残存歯を守り、自分の歯のような感覚で食事ができるインプラント
インプラント（※）は、失った歯を補う手段の一つです。入れ歯やブリッジの場合は隣接する歯に負荷をかけてしまうというデメリットがありましたが、インプラントであればそのようなことはありません。単体で顎骨に固定されるため、残された歯にダメージを与えることなく歯の機能を取り戻せるのです。
治療に際しては、血管や神経の位置、顎骨の厚みなどを立体的に撮影できる歯科用CTにて検査を行います。そして検査によって得たデータを基にシミュレーションをし、その内容を患者さまにご説明します。口頭で伝えるだけではなく、視覚的な資料も用いて分かりやすくご説明する方針です。治療時間は1本あたり30分から1時間程度とお考えください。
メリットの多いインプラントですが、必要以上の治療はいたしません。例えば入れ歯と併用する方法をご提案するなど、お口の状態や金銭的負担に配慮しながらプランを検討してまいります。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
インプラントの特徴
術後のメンテナンスも重要です
インプラントは「一生もの」ではありません。管理を怠るとインプラント歯周炎などのトラブルを招いてしまう恐れがあるため、継続的なメンテナンスが重要となります。もちろん、虫歯や歯周病といった本来の歯に対する疾患を防ぐという意味でも、メンテナンスはとても大切です。
ご自身の歯以上に気を配り、毎日のセルフケアと定期的な通院を続けるようにしましょう。
インプラントの治療後は、余計な力やストレスをかけないことが大事です
インプラント治療では、噛む力を重視しています。骨にしっかりとインプラントを装着することで、ご自身の歯に近い感覚で噛む力を取り戻します。
もっとも、インプラントに噛み合わせの力を与えてしまうと、余計な負担やダメージを加えてしまうことになるため、歯科検診の際にはバランスを考慮しながら微調整を行っています。また、インプラントは側方運動に弱いため、側方への力があまりかからないように調整します。
患者さまの中には、気付かないうちに食いしばりや歯ぎしりなどをしている方も多いです。そのため、食事以外では歯と歯をあまり当てないようご指導しています。余計なストレスをかけないように気を付けていただくことで、できるだけインプラントを長持ちさせていきましょう。
自由診療(保険外診療)の費用
