予防歯科の治療内容｜上田歯科医院（市川市高石神）

市川市のお口の検診にはまず、10年ごとの節目検診である歯周疾患検診があります。30歳から70歳まで10年刻みでご案内が届けられます。歯周病とともに虫歯の検診を丁寧に行い、歯周ポケットを測定します。ブラッシングの際に出血するなど気になる症状がある方はもちろん、お口の健康に自信をお持ちの方もぜひこの機会をいかして受診してください。また、二十歳の節目で受ける二十歳の歯科健康診査も市川市の特徴のひとつです。虫歯や歯周病の検査はもちろん、前歯のクリーニングも行います。親知らずの確認もできるため、これから社会に出ていこうとする若者にとって、改めて口腔内の健康状態を知り、今後の予防についての認識を持つ機会になります。40代から74歳の方を対象に2008年に始まったのが、特定保険指導の一つとして実施されているいきいき歯力検診（メタボ歯科検診）です。市の保険センターもしくは病院で選択された方へ受診の案内が送付されます。メタボリック・シンドロームと歯科分野のつながりを重視し、よく噛んで食べることに注視した検診で、咀嚼のガム検査などを実施しています。歯の本数を維持するためにも、受けていただきたい検診になります。お口の中にできる口腔がんを早期に発見しようという口腔がん検診も、30歳以上の市民を対象に行われています。口腔がんは、実際に見ることができるがんです。検診を受けることで早期発見が可能でもありますので、改善しにくい口内炎などでお悩みの方はぜひご受診ください。

このような検診の結果、おいでになる患者様に限らず、予防のために歯科医院の門をくぐられる患者様がおおくなっています。このような動きがもっと広まり、予防診療の必要性が認知されれば、痛みへの処置をする歯科医院から予防のための歯科医院に移行することができます。そのような未来を実現できるよう、ぜひお気軽においでいただきたいと願っております。