おの歯科医院

冷たい印象とならないように心がけ、暖かみのある色を取り入れたデザインにこだわりました。オレンジやベージュといった暖色を基調として、床には木目調を取り入れることで、自然で柔らかな雰囲気にしています。ロゴや看板も、専門の方にデザインしていただいたもので、目に優しい色遣いにしてもらいました。診療室はパーティションで区切った半個室とすることで、プライバシーを保てるようにしています。受付・待合室はできるだけ壁を廃したつくりにし、開放的な空間にしています。
また、基本的には入り口で消毒済みスリッパに履き替えていただくのですが、杖をついている方や、靴の着脱が困難な方用に、入口には手すりや折り畳みいすを設置しています。スリッパへのはきかえが難しい方は、そのまま杖や靴をご利用いただけるようにしています。診療台に関しても、チェアを後ろに倒さずに診療する、足を伸ばせるタイプのチェアを使うなど、患者さまにとってできる限り楽な体勢で治療を行うようにしています。

当院のスタッフは皆きれい好きな所が自慢です。ちょっとした汚れなどに気づくと、手が空いた時間を使って小まめに掃除をしてくれるので、スタッフ達のおかげで、開業以来きれいな院内を保てています。
ご年配の方は内科に通っていることが多いため、服用中のお薬についても診療前にスタッフがお尋ねして、危険性の少ない処置をご提供する手助けをしてくれています。
ほかにも、患者さまへ率先して直接対応してくれたり、電話口では丁寧に受け答えして患者さまのご要望をお聞きしています。小さなお子さまには優しく励ましたり、待ち時間に相手してくれるなど、私が指示をしなくてもそれぞれの得意なことを生かし、しっかりと診療のサポートに努めてくれています。

この場所での開業を決めたのは、歯科医師になって以来ずっとお世話になっている歯科技工所が近くにあるためです。この歯科技工士さんとはたまに仕事が終わったあとに食事をしたり、趣味やペットの話をしたりと交流を深めさせてもらっており、とても尊敬している方で、第二の人生の師のような存在です。歯科治療では、削った歯につめ物やかぶせ物を入れる必要があります。その最終段階をお任せするのが歯科技工士となりますが、信頼関係のしっかり築けている歯科技工士さんが医院の近くにいると、密に連携を取りやすく、よりすぐれたものに仕上げられるというメリットがあります。

自由診療の場合には、歯科技工士が直接患者さまの歯の色や形を確認できるので、よりこだわりを持ってつめ物・かぶせ物を作製することが可能です。せっかく費用をかけるのだから、より自然な見た目の技工物を入れたいと思われている方は、ぜひ当院にお任せください。

まずは、職場や自宅から近くて、「ちょっと気になる」歯科医院に行ってみるのが良いのではないかと思います。好みはそれぞれですが、外観やホームページなどをみて、行ってみようかな？と気になる医院には何かしらのご縁があると思います。
ただ、歯科治療はどうしても何回かに分けて進めていくものですから、「通いやすさ」というのは大事かと考えます。受付等のスタッフと話をしてみて気持ちがいいか、担当歯科医師がしっかり話を聞いてくれてそして丁寧に説明をしてくれるか、待合や診療台の居心地はいいか…そのような観点からも評価してみるのがいいのではないでしょうか。

また、実際に通ってみて何かが合わないな…と思った場合には、現在受けている治療について他の歯科医師に意見を聞く、いわゆる「セカンドオピニオン」を利用するのも良いでしょう。いくつか歯科医院に行ってみて、波長が合う歯科医師がいれば、そこに通ってみるのがいいかと思います。

私は柏市の歯科医師会に所属しているため、小中高の各学校の歯科検診や1歳半・3歳児健診、高齢者健診などを担当することがあります。また年に何回か、歯科医師会主催の「かむかむフェスタ」といったイベントを通して、地域の方と歯科診療以外でも関わっています。日々の診療や検診事業を通して、他の医療機関と連携（包括医療ケア）を取ったり、保健所・教育委員会の方と会合をもつことにより、柏市の歯科診療や公衆衛生の向上を目指しています。当院にて患者さまの診療をするなかで、ご要望や意見を吸い上げ、これらの制度をよりよい方向に進めていく手助けもできれば、地域の医療貢献につながっていくのではないかと思います。