小児矯正(※)において当院が心がけているのは、お子さまに対しても一人の患者さまとしてきちんと接するということです。言葉遣いは伝わりやすいよう工夫しますが、子供扱いするようなことはいたしません。
治療することでどうなるのか、次に何をしなくてはならず、なぜそれが必要なのか、といったことをお子さまにもしっかり向き合い説明し、ご納得いただいてから治療を進めます。これにより、信頼関係も築いていけるのではないでしょうか。
より良い治療を提供するため、矯正治療用のレントゲンを導入するなど設備面でも力を入れています。大学病院とも連携しており、口内の状態によっては紹介させていただくことも可能です。ぜひ一度、ご相談にお越しください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
矯正治療中は、長時間にわたって装置がお口の中に入るため虫歯のリスクが高くなります。そのため来院時には虫歯のチェックをするだけでなく、ご自宅でのケアに関するアドバイスもさせていただきます。
例えば、歯ブラシだけでなくデンタルフロスも使うようにすると良いでしょう。また歯磨き粉を上手に使うコツについてもお伝えします。もちろんブラッシング指導もいたしますので、毎日ていねいに磨くよう心がけていきましょう。
小児矯正は、できれば6歳ごろから始めると良いでしょう。人間の顎の骨格は、進化に伴ってだんだんと小さくなってきました。しかし歯そのものは昔と変わらないため、歯が十分に並ぶスペースが足りなくなるというケースが増えてきたのです。歯並びが乱れた状態で大人になってしまうのを避けるために、なるべく小さいうちから矯正を始めること大切になると考えています。
ただ何よりも重要なのはお子さま自身の意思ですから、ご本人が理解し納得できるようになってから、治療を進めたいと考えています。まずはお口の様子をお見せください。