「マイナス1歳からの虫歯予防」をご存知でしょうか?
赤ちゃんが生まれた時は0歳です。マイナス1歳とは、お母さんのお腹にいるときの状態で、その時からお子さまへの虫歯伝播を予防するための取り組みを行おうというものです。妊娠中のお母さまのお口の中は、虫歯菌が増える環境にあります。それは、妊娠中にはつわりがあり、食事が不規則になることに加え、吐き気がするために歯磨きがしっかりできないためです。また、出産後も子供中心の生活となるため、精神的にも、肉体的にも、時間的にも余裕のない生活となり、お口の中を清潔に保つ余裕がなくなります。そのため、妊娠中と出産後の育児に追われる時期を合わせた数年間は、お母さまのお口の中は虫歯菌が棲みやすい状態が続くのです。
このように、お口の中の虫歯菌が増えている時期に、お母さんが口にいれたスプーンで離乳食をあげる、あるいは食べ物を自分の歯で小さく噛みちぎってあげるとどうなると思いますか?虫歯菌は人から人に伝播しますので、お子さんに虫歯菌が移ります。つまり、将来お子さんが虫歯になる可能性が非常に高まってしまうのです。しかし、このようなスキンシップはお子さんへの愛情表現として非常に大切な行為です。スキンシップをリスク無く行える方法はないのでしょうか?
唯一の方法は、まずはお母さんのお口の中を清潔に保つことです。お口の中を清潔に保つためには、お母さんに虫歯がないことはもちろん、食後の歯磨き習慣に加え、歯科医院で行われているクリーニングを定期的に受けられることをおすすめします。クリーニングを受けられることで、毎日の歯磨きだけでは落とすことができない汚れを除去することが可能です。
ふたばさんの口コミ (埼玉県/40代/女性)
2017年10月 投稿
EPARKで予約
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。