治療内容｜大宮デンタルクリニック

歯周病は初期症状に痛みなどが現れにくいことから、治療の必要性をご理解いただくことが難しい病気です。そこで当院では、モニターに口内写真や歯科用CT画像、検査結果や歯周病の説明用動画などを映し出して、リスクを視覚的にお伝えできるようにしています。

歯周病の初期治療である歯肉炎は、歯科医院で歯垢や歯石を除去するのに加え、患者さまへのブラッシング指導によって、症状の改善が目指せます。しかし、歯肉炎が進行して歯茎の下にある歯槽骨が溶けてしまうと、抜歯を免れません。それを防ぐためにも、定期的に歯と歯茎の間にある溝の深さを計測して、進行状態を把握しておきましょう。

歯磨き時に歯茎から出血をしていたり、歯がぐらぐらと揺れていたりする方は、すでに症状が進んでいる恐れがあります。やむを得ず抜歯になった場合には、ブリッジ、入れ歯、インプラント（※）などの歯を補う治療を行います。各治療方法について詳しくご説明し、患者さまご自身にお選びいただいております。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院では、患者さまにとって使いやすく、装着時のストレスもなるべく少ない入れ歯の作製・調節を心がけています。

快適に使えることはもちろん、歯を失った後の口内環境を整えることを目的として、噛み合わせにもしっかりと配慮して入れ歯を設計しています。保険診療の入れ歯では対応が難しいケースや、見た目や機能へのこだわりが強い患者さまの場合には、自由診療の選択肢についてもご相談可能です。

お口に合わない入れ歯を使い続けていると、より多くの歯を早く失うことにつながります。口内の健康を長期的に維持するためにも、これから作製を考えている方はもちろん、現在使用中の入れ歯が使いにくい方も、ぜひ当院へご相談ください。

虫歯を削ってつめる行為を繰り返していると、だんだんと歯が少なくなっていき、最終的には抜歯をすることになります。天然歯を残すためには、その場限りの処置ではなく、将来まで見据えた治療計画が必要です。

当院では患者さまの歯を長く残すことを目標に、できる限り神経を抜かない虫歯治療に努めています。虫歯が小さい場合、細菌感染した部分をしっかりと取り除いて、つめ物の下で再発するリスクの低減を心がけています。

また、抜歯をせざるを得ない場合には、失った部分を補うブリッジ、入れ歯、インプラントの三つの選択肢について、あらかじめご説明いたします。例えば、いざ歯を抜くことになった時、患者さまがインプラント治療を受けたいと思っても、口内状態的に難しかったり、費用的な問題が発生したりする可能性があるためです。各治療がどのようなものかは、モニターを使って視覚的にご説明いたします。

当院が所属している医療法人では、何らかの事情により歯科医院への通院が困難な方へ向けた、訪問歯科診療に注力しています。訪問歯科診療では、虫歯治療や口内のケア、入れ歯の作製・調節など一般的な歯科診療の内容に対応可能です。患者さまご本人はもちろん、ご家族の方やケアマネージャーの方からのご連絡も受け付けています。

持ち運び式の治療機器を訪問車に搭載して伺うため、院内で行うのに近い治療がご提供できます。こちらから伺うことで、患者さまや介護者が通院にかける負担が軽減され、ご自宅という慣れた環境でリラックスしやすい点が、訪問歯科診療のメリットです。使用する機器の衛生管理もしっかりと行っています。

なお、訪問可能エリアは当院から半径16キロ圏内です。健康保険制度や介護保険制度も利用できますので、まずはお気兼ねなくご連絡ください。