歯の病気といえば、虫歯以外に思いつくのは歯周病でしょう。成人のほとんどが歯周病ともいわれており、歯周病は体質によりなりやすい、なりにくいはありますが、大抵の患者さまはお口の中に、大なり小なり歯周病の症状が見られます。
この歯周病を悪化させないためには、歯周病菌の住みにくい環境を作り出す必要があります。そのために、しっかりとした日々のブラッシングが基本になります。当院でもたくさんの成人の方に歯周病治療でご来院いただいております。来ていただければその場で治療を受けることができますので、早めにご来院ください。
そもそも歯周病とは一体どんな病気なのでしょう。歯周病は全身の病気につながり、治療に長期間かかる病気です。歯周病が悪化すると、糖尿病や心臓病、脳こう塞、低体重児出産など、重大な病気につながります。歯周病は歯周病菌の繁殖により発生し、歯がぐらついてしまった場合は、抜歯が必要になるケースもございます。
また、噛み合わせによる顎関節など、さまざまな場所に影響を与え、一度悪化させてしまうと長い治療になってしまいます。そして、原因である歯周病菌は歯から歯茎の根元までいて、悪化するまで自覚症状が少ない、とても嫌な病気です。