治療方針の治療内容|そがべ歯科クリニック

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最寄駅
ふじみ野駅
出口 徒歩1分

住所 埼玉県富士見市ふじみ野西1-18-1 第6松本ビル202号地図

  • 土曜診療
  • 18時以降診療

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患者様に合わせた痛みを抑えた治療

患者様によって痛みや苦痛の度合いが変わってきます。それを疼痛閾値(とうつういきち)と言いますが、それぞれ患者様ごとの閾値を見極め、その範囲内で痛みの少ない治療をすることです。そして、受診していただいたすべての患者様の苦痛を取り除くことが、私が診療を続けるベースにあります。実際、少し削っただけで飛び上がる大人の男性患者様がいました。表面麻酔をかけてから麻酔注射の痛みが生じないよう徐々に麻酔薬の量を増やしていきます。逆に、閾値が高い患者様や痛みに強い患者様には麻酔なしで虫歯を取り除きます。虫歯そのものは削ってもあまり痛みは感じませんが、虫歯の取り残しがないように健康な部分を削る際、まだ神経が残っているために痛みが生じてしまうのです。人間は、そのときの気分や体調で痛みの閾値が変わってきます。緊張していると閾値が下がって痛みに敏感になり、リラックスしていれば閾値が上がり、痛みを感じる度合も低くなります。私の遠い記憶を思い起こすと昔はインフォームドコンセントもなく、歯科医師のイメージは怖いものでした。近年、歯科診療の意識は全面的に変わりました。歯科クリニックを訪れた患者様にリラックスしていただくためには、歯科医師やスタッフとの信頼関係が不可欠です。当院が目指す痛みの少ない治療ができるかどうかは、私たち歯科医師と患者様との間に信頼関係が築けるかにかかっています。とくに、新患の患者様との信頼関係はすぐには作れません。その際、当たり前のことですが、患者様の気持ちに対して誠実な治療に専念することで信頼関係を作ることができると思っています。

治療方針の特徴

患者様増加を契機に改装、医療機器を導入

患者様が増えてきたのをきっかけに精密治療を行うために改装しました。正月明けの診療に間に合わせるため、正月休みに私が土間のタイル貼りをしたのですが、素人仕事なので最後は徹夜仕事になってしまいました。つらい作業でしたが、自分の手がかかったものには愛着が湧いてきます。診療室は暖色系、クリーニングやメンテナンスの方はブルー系の清潔感でまとめました。院内はスタッフの通路を別にすることで患者様の通り道にスタッフの動線がぶつからないように配慮し、歯科用CT、顕微鏡、拡大鏡などを配置することができました。また、お子様連れの患者様が快適に治療を受けられるようにキッズコーナーを用意し、お子様からお年寄りまで幅広い年齢層の方々が気持ちよく受診して頂ける環境を目指して清潔で明るい院内にはクラシックを中心とした静かな音楽を流しています。

患者様と向き合う誠実さで信頼関係を構築します

当医院では、まず患者様の不安を取り除くために治療方針の説明を徹底しています。 十分なカウンセリングを行うことが、納得のいく治療につながるからです。患者様への説明には、できるだけ口腔内写真やCT画像など、目で見て確認いただけるものを使っています。難しい言葉で説明しても患者様はイメージできず混乱するだけですので、わかりやすい言葉に噛み砕いて説明しています。これまでのX線撮影では映し出せなかった歯の裏側も、歯科用CTであれば3次元的に映し出すことが可能になりました。その3次元的データをもとに顕微鏡や拡大鏡を使えば、裸眼では見えなかった細かい点まで治療できるようになります。テクニックが要りますが、例えば直径1~2mmの穴の15mm先にある1mmのものを取り除くことも可能です。裸眼では限界があるので通常の診療でも拡大鏡を使って診療しています。通常では見えないものが性能のよい医療機器を使うことで見えるようになります。診断を下し、精密な治療を行っていくためにも、今後も医療機器や機材の導入は早めに取り組んでいきたいと考えています。しかし、機器の精度や性能が上がるにつれ、機器を使いこなす歯科医師の技量が試されるようになった側面もあります。そのために日々研鑽する努力を続けています。

できるだけ削らず、抜かない治療が基本

虫歯や歯周病の治療など一般的な治療の多くは、基本的に保険診療の範囲内で行うことができます。近年、新しい歯科材料などが次々と登場して治療法の幅も迷うほどに広がりました。十分なカウンセリングを行うことにより、それぞれの治療法のメリット・デメリットを患者様と一緒に考え、一人ひとりに合わせた治療プランを提案し、患者様が納得した治療法を進めていきます。かつては小さな虫歯でも削って治療していましたが、現在は適切な歯磨き指導やフッ素塗布などで、できるだけ削らずに経過をみることが多くなっています。技術の向上により歯科治療の幅も広がってきたわけです。当院では、できるだけ歯を削らず、歯の神経もできるだけ取らず、可能な限り健康な歯を残す方針をとっています。ただ、虫歯が進行し、虫歯菌が根の神経の中に入ってしまうと根管治療を行います。歯の寿命を延ばすためにも神経はできるだけ残したいのですが、細菌に感染してしまった神経はすべて取り除かなければなりません。感染した神経を抜くことで歯を抜かずに済むようにする治療が根管治療です。微小な作業とテクニックが求められますが、技術の進歩でCTやマイクロスコープなど医療機器を使うことで、肉眼では届かない根の奥の細かい部分までみることが可能になりました。歯の根(歯根)の神経があってこそ生きた歯です。神経がなくなった歯にならないためにも、毎日の歯磨きと日常の定期的なケアが大切です。日々、口腔内の環境を良い状態に保って虫歯は早期発見・早期治療、早目の対処が重要です。

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