治療内容｜ヤナセ歯科医院

インプラント治療（※）は、歯を失った箇所に人工歯根を埋め込み、その上部に義歯を取り付ける治療法です。周囲の健康な歯を傷つけることなく、咀嚼機能や発音機能、自然な見た目を得られるのがメリットです。残存歯の治療や噛み合わせの改善も含め、お口全体を一つの単位として捉えた治療をご提供します。

院内には専用の手術室を設置しています。また、手術の介助や定期検診・管理に特化した、インプラント担当の歯科衛生士が勤務している点も強みです。歯科医師だけでなく歯科衛生士も、新しい知識や情報の収集に努めています。そして患者さまの状態に適した治療法を選択し、治療終了後にすべての面において納得していただける治療を行うことが当院の方針です。

インプラント治療には外科的な処置が伴うため、医療事故の防止や衛生管理に努めなければなりません。そのため、生体モニターでお身体の状態を観察するとともに、エアーカーテンで覆われた衛生的な環境下で処置を進めていきます。もちろん、治療器具の滅菌処理も欠かしていません。

メーカー6社の中から、患者さまの症例や骨の状態、経済的な負担などを考慮してインプラントを選択します。そして事前の診断や診療計画の立案を綿密に行い、その内容について分かりやすくご説明します。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

1987年の開院以来、歯科医療を通じて皆さまの健康状態の向上や健康寿命の延伸に寄与することを目的として診療してきました。歯が悪ければ食事もおいしく感じられず、食べるものも限られてしまうでしょう。そしてそれは、栄養不良や筋肉量の低下といった問題にもつながってしまいます。

お口を健康的に保つためにも、患者さまへの口腔衛生の啓発と一口腔単位での診療、そして定期的な検診・管理が大切です。そのような理由から、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士などのスタッフでチーム医療に取り組んでいます。

お口の中の病気は虫歯だけではありません。だからこそ、患者さまご自身にお口の状態をご理解いただくため、歯周組織検査やエックス線写真の撮影、歯垢を採取して光学顕微鏡で口内細菌をご覧いただくなどをしています。

痛い箇所だけを治療して終えるのではなく、皆さまに口腔衛生の知識を啓発してこその「歯科医療」だと思っています。患者さまにも治療とメンテナンスにご協力いただき、力を合わせて健康状態の向上・管理に努めていく所存です。そして疑わしき所見があれば、診断と早期治療を図るため、より設備が整った医療機関へご紹介いたします。

私はヤナセ歯科医院という医院は、この朝霞の地で「温かみのある心を持った歯科集団」でなければいけないと考えています。当院は複数の歯科医師と歯科衛生士、非常勤の歯科医師がおります。その他に治療に使用する器具を滅菌処理する職員もいます。患者さまに寄り添った診療を行う歯科医師がいることはもちろんですが、歯科にとっては治療器具の滅菌やユニット（治療用のいす）の清掃も重要です。また手術のための機材、設備なども顕微鏡、外科手術用ユニット（治療台）、手術中の生体機能管理システムまで、外科手術用の機材を導入しています。

当院は大学病院と提携をし、歯科口腔外科を担当とする医師を月に2回派遣していただいています。それは当院の患者さまの中で「口腔ガンをわずらった患者さまの見落とし」を出したくないという思いがあるからです。口腔ガンは比較的珍しい病気であり、口内炎との判別が難しい場合があります。内科や耳鼻咽喉科などの診察ではなかなか見つかりづらく、口の中をじっくり見る機会がある歯科医師だからこそ発見しやすいのです。現に毎年1～2人ほど、口腔ガンの患者さまが当院で見つかっています。発見するのが難しいからこそ頼りがいのある歯科医院がきちんと見つけてあげることが大切だと考えています。