こだわり｜戸田公園ほそい歯科医院

患者さまとの信頼関係を大切にするために、当院では歯科衛生士は担当制です。同じ患者さまを一人のスタッフが継続して担当します。しかし担当制を行うことは、スタッフの知識や技術力が問われます。
そのため、当院ではスタッフの研究制度を設け、歯科知識や技術が身に付くように取り組んでいます。また、1カ月に1回、スタッフ全員で勉強会を行い、コミュニケーションスキルを中心に身に付けられるよう努めています。

当院のスタッフは、患者さまに対して思いやりがあるメンバーがそろっています。仕事にもやりがいを感じてくれて、スタッフの中には、10年以上勤務している女性もいます。これは当院にとって自慢すべきことです。
患者さまとコミュニケーションの際もその能力を発揮してくれています。お口の中だけを見ていては、病気の原因を見落としかねません。大切なことは、患者さまのことを理解することです。そのため、当院ではカルテとは別に、スタッフがコミュニケーションシートを作成し、患者さまの生活背景まで理解するよう努めています。

歯科用CTは、お口の状態を3D画像として撮影できる医療機器です。肉眼では見ることができない骨や神経の状態も確認することができるため、外科的処置を行う前の検査などで活用しています。

視野を何倍にも拡大できるマイクロスコープは、各ユニットに設置しています。歯の治療はとても細かいので、マイクロスコープで患部をしっかり確認することで、より精密な治療をご提供できるよう努めています。

また、歯科技工士に依頼することなく、院内でセラミックのつめ物・かぶせ物（※）を作製できる「セラミック治療システム」も導入しました。セラミック治療システムを使えば、治療箇所にもよりますが、保険診療でセラミックのつめ物・かぶせ物を作製することも可能です。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

治療で使用した器具は、まずは洗浄機を使って汚れを取り除き、歯を削るタービンやコントラ専用の滅菌器と、もう1台の滅菌器の2台を使い分けてしっかり処理を行っています。そして、処理後はパッキングした状態で保管することで、使い回しを防いでいます。

注射器はもちろん、歯周ポケットの深さを測る器具であるプローブも使い捨てのものを採用しました。エプロンやコップなども当然使い捨てで、患者さまごとに交換しています。

また、閉鎖的な空間は感染リスクを高める恐れがあるため、当院はあえて個室を設けず、天井を高くして空気が循環しやすくなるよう工夫しました。

当たり前のことを当たり前に行うことで、院内感染を防ぐことに努めてまいります。

治療についてご説明する際は、各ユニットにご用意している冊子と模型、そして口腔内カメラを使ってご自身のお口の中をご覧いただきながらお話ししてまいります。さらに、ご説明内容をまとめたリーフレットをお帰りの際にお渡しして、ご自宅でも確認できるようにしています。

治療内容や治療回数、症状などについて記載されたリーフレットは10パターンほど作成しており、それを患者さまの症状ごとに組み合わせてお渡しします。治療についてその場では理解できても、後になって忘れてしまったり、思い違いが起こったりするかもしれません。それを防ぐために、このような方法を採用しました。

当院は、悪くなっている部分だけを改善するその場限りの治療ではなく、10年先、20年先のお口の健康も見据えた上での治療のご提供に努めています。より良い口内環境を長く維持したいという方は、まずはご相談にお越しください。