歯が痛くなってから歯科医院に行くという方は多いものですが、本当に歯を残したければ、歯が痛くなる前に歯科医院に行くことが大切です。
当院では患者さまに予防の意識を持っていただくために、お口の中を口内カメラで見ていただきながら問題のある箇所をご説明し、そのままにしているとどのような状態になるのかお伝えしています。また、治療が終わったらその状態をいつまでも維持できるように、定期健診だけでなくご家庭でもしっかりケアを続けていただけるようお話ししています。
誰でも長く自分の歯で過ごしたいと思っていることと思います。そのためには、正しい歯磨きや食生活及び生活習慣の改善、フッ素の塗布など、様々な方法で虫歯や歯周病を予防していかなければなりません。痛くなってからでは手遅れだと考え、日頃からの予防を心がけましょう。
定期的に歯科検診では、歯磨きだけでは取りきれない歯の汚れをきれいに落とし、虫歯・歯周病のチェックを行ってフッ素を塗布します。できれば3カ月に1回程度の頻度でご来院ください。
歯科医院で歯をきれいにクリーニングしても、日々のケアはご自身で行わなければなりません。しかし、ご家庭の歯磨きだけで歯の汚れを落とすことは難しいでしょう。当院では虫歯の予防として定期健診でのフッ素塗布を取り入れております。
フッ素を塗るメリットは、虫歯になりにくくすることです。唾液中のミネラルの沈着を促し、歯の再石灰化を助け、歯質を強化し、さらに口内の酸の生成も抑えます。お子さまの歯はまだ弱いためフッ素での虫歯予防の働きが大きく、歯周病などで歯茎が下がりエナメル質で覆われていない部分が露出している大人の場合も虫歯予防に役立ちます。
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