歯周病の治療内容｜歯科タケダクリニック川越

当院での歯周病の治療は、まず初めに歯茎の状態を検査し、患者さまの歯周病の現状を把握いたします。同時にレントゲンを（パノラマ写真というものを）撮り、歯骨の内部の状況など考慮しながら、患者さまの噛み合わせや他の原因で歯周病が進行していないかを調べます。それらの状況を患者さまに丁寧に説明し、歯茎の上についている汚れはその場で取り去りきれいにいたします。歯茎の下についている汚れも歯周病が歯骨に接してしまうので、なるべく同時に除去していきます。治療の際気を付けている事は、歯石などを除去する場合、患者さまによっては機械の水やスケーラーという器具の刺激が強く痛みを感じる方もいらっしゃいます。

そのため、患者さまと前もってお話をさせてもらい、あまり患者さまの負担にならないような治療を心がけております。治療が一通り終わると定期健診、メンテナンスの期間にはいります。患者さまの歯周病の進行具合によって四カ月や半年など、短い方は一カ月か、二カ月ごとに来院してもらい健診を行います。歯周病治療の重要なところは治療したらそこで終わりではなく、その後患者さまがご自宅でどれだけセルフケアをしたかにより、その後の歯の状態が変わってまいります。ですので、当院では患者さまのセルフケアを定期的にチェックし、治療後の状態がそれ以上悪くならないようメンテナンスに力をいれております。

また、当院から患者さまにハガキでメッセージを送るなどし、患者さまの予防についての自己意識を高めるサポートをさせていただいております。メンテナンスでは歯科衛生士とドクターで連携してやっているので、私も患者さまの側につき患者さまのサポートをさせていただいております。また、歯周病の治療のときは、患者さまの生活環境や過去の歯科治療履歴などを詳しく聞き、当院での治療の参考にしております。さらに、普段歯磨きができているか、例えば夜遅く帰宅してそのまま寝てしまうことや、飲み会が多い、炭酸をよく飲むなど、詳しく患者さまの生活習慣を聞き、予防の目標、最終的な患者さまの予防のゴールなどを一緒に決め、共に頑張っていこうという指導をいたしております。