歯周病にはブラッシングと外科治療
歯周病に関しては、歯科衛生士によるブラッシング指導のほか、外科治療を行っています。
歯周ポケットが8ミリや9ミリなど深くなり過ぎると、自分で歯ブラシできれいにするのは不可能なので、そこがどんどん悪くなり、膿が出たり出血したりします。その膿には毒と細菌が入っています。それが糖尿病を悪化させ、妊婦だと早産を招きかねません。したがって治らない歯は危ないのです。
時には歯科衛生士の力だけではなく、外科治療という処置もあります。進み過ぎていなければ、歯石除去と歯ブラシ指導だけで、歯周病の進行を防ぐことができます。外科治療では、5ミリや6ミリなど、ある程度深くなった歯周ポケットの歯肉を切除します。要するに外科手術をしてポケットを浅くし、磨けるようにします。この治療はブラッシング指導や審査をしてからでないとできません。歯ブラシをきちんとできない方にこの外科処置をすると余計に悪くなりますから、磨かない方には行いません。
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