治療方針の治療内容｜塩野歯科クリニック（浦和区本太）

当院は院長の私と副院長の妻が治療にあたらせていただいております。
小児歯科を設けており、副院長が担当しています。

また院長の私は、大学卒業後補綴学という入れ歯等の処置を行う研究室で研さんを積んでおりました。

小児歯科、補綴処置に関してのトラブルあるいは悩みに対応できるような環境を整えておりますので、一度当院にご相談ください。

当院では最初からインプラントは行っていないので、インプラントに関してはお勧めすることはありません。

さらにもう一つインプラントが持つ問題があります。
それは患者さまの高齢化に伴うリスクです。

仮にインプラントを行った場合、当然ながら患者さまに対して、治療後のメンテナンスをみる責任が発生します。
しっかりとその責任を果たすことができるかどうかが重要になってくると思います。

患者さまにとってはどういうことかと申しますと、例えば寝たきりになった時など、インプラントの存在そのものが大きな問題になってしまう場合があります。
実際高齢者になるとよくある症例として、脳卒中、右片麻痺、パーキンソン病、認知症を合併して口腔内のケアが十分にできなくなってしまう方がいらっしゃいます。
インプラントは自分の歯よりもさらにケアが必要であるのに、自分の歯でさえ十分にケアができない状態になってしまったらどう対処すればいいのでしょうか？
結果としてインプラントを除去する必要が出てくるのですが、ここでもまた高血圧症、脳卒中、狭心症、糖尿病などの基礎疾患を合併しているためにさまざまなリスクが生じてくるのです。

現にこういったことが問題になっているケースが多くなっているのです。

そのリスクを考えた時に、果たしてちゃんとインプラントのケアができるでしょうか？
しかしそれに対して、しっかりとしたリカバリーをすることがインプラントを行った歯科医師の責任だと思うのです。そのケアができていないと、結局トラブルになってしまうのです。
そうした理由からも、当院ではインプラントを勧めることはありません。

また、私が無理にインプラントをお勧めしない理由として、義歯の研さんを積んできているのも理由の一つです。義歯でもきちんと噛めるようになりますし、口腔内の機能もしっかり改善することができます。

当クリニックでは、義歯同様、患者さま一人ひとりに合わせた診療ができるよう、診療時間を基本30分から60分の完全予約制とし、患者さまのプライバシー保護のためにも個室診療となっております。
また、ブラッシング指導に関しても力を入れており、スタッフにやらせるのではなく、院長の私自身が一人ひとり30分かけてブラッシング指導をしております。なぜ、ブラッシングに力を入れているかというと、どんなに良いものを入れたとしても、その後のケアをしなくては、またトラブルを抱えてしまうからです。
ここで言う、その後のケアというものが基本的にはブラッシングになります。そのため、当院は治療後までのしっかりとしたケアの一環として、ブラッシング指導に力を入れています。
またお口の中の状態を整えておかないと治療がうまく進まないこともあり、治療前にブラッシング指導をするケースもあります。
義歯を入れることで口腔機能は改善しますが、やはり天然歯に勝るものなどありません。できる限り自身の歯を失わないため、そして、義歯を入れた後もその状態を維持していくことが大事です。そういったブラッシングの重要性を伝え、患者さまご自身でも清潔な口腔内を保てるようにしているのです。