中島歯科医院

歯科治療だけでなく、被せ物・詰め物といった補綴物を作る歯科技工士の知識や技術にも興味があり、大学時代には補綴科で6年間学んでいました。そのため、私自身が被せ物・詰め物などを作製できるので、歯科技工所への指示も患者さまのお口の状態を考慮したものにすることができます。歯科技工士に任せきりにしないことで、より患者さまの思いを反映した治療の提供につなげています。

大学から大学院まで一貫して、歯周病を中心に学んできました。虫歯治療などでは、歯を削って人工物を詰める処置が求められますが、歯周病治療では患者さまご自身の歯周組織の力だけで治療ができます。そういった点に興味を持って、力を入れて学んできました。

80歳まで20本の歯を残すことを目標にした「8020運動」の表彰制度に、当院の患者さまをご紹介させていただいたところ、そのうちのお二方が理事長賞に選ばれたことです。患者さまもそれを凄く喜んで、わざわざ表彰状を持ってきて見せてくださいました。ご紹介したほかの患者さまからもお礼の言葉をいただき、私たちもとても嬉しくなりました。

患者さまがリラックスして治療を受けられるように、様々な面から不安を緩和する工夫に取り組むことです。例えば、治療の事前説明を分かりやすく丁寧にすることを始め、徹底した院内と器具の衛生管理、患者さまに対する歯科医師とスタッフの親身な対応などに努めています。

これからも皆さまの人生に寄り添ってお口のサポートを続けることを目標に、リラックスできて気軽に通いやすい歯科医院作りを続けていくつもりです。

お子さま向けのぬいぐるみを、定期的に買いそろえています。かわいらしいぬいぐるみで遊んだり、抱きながら処置を受けたりすることで、歯科治療を怖がるお子さまが、少しでもリラックスしていただければと考えています。

患者さまに少しでも心地よく過ごしていただけるように、院内の各所に花や観葉植物を配置しています。さらにテーブルやカウンターなどを木目調に統一することで、暖かみのある雰囲気を目指しました。

また、診療中の万一のアクシデントにも対応できるよう、全ての患者さまに目が行き届くように、パーティションで区切ったオープンタイプの診療室にしました。開放的な雰囲気のためか、患者さまと歯科医師が気軽に挨拶したり、ちょっとした雑談をしたりと、和やかなコミュニケーションができています。

ミーティングを定期的に行うことで、スタッフ全員が患者さまへの接遇や機械の使用方法、歯科に関する勉強に取り組めるようにしています。そうして共通認識を持つことで、患者さまに一貫した治療を提供できるようにしました。

接遇に関しても、患者さまを診療室へご案内する際には手袋とマスクを外し、きちんと顔を見せてご案内することを徹底させ、少しでも心の距離を縮められるようにしています。

気になる歯科医院があれば、実際に足を運んで歯科医師の人柄を見て、患者さまに対して親身になってくれるかどうかをチェックすることをオススメします。患者さまに納得いただける治療を提供するためには、密なコミュニケーションを取れることが重要なポイントになります。当院としても、事前説明をしっかりと行い、患者さまのお話に耳を傾けることで、少しでも不安を緩和できるよう努めています。