どのお医者さまもそうですが、患者さまに症状をしっかりと理解していただくことは大切なことです。ましてや歯科ともなると同じ治療でも保険診療と自由診療の選択になるものも多いので、患者さまのご要望をしっかりと伺うことも必要です。
当院では治療に入る前に口内の写真撮影や歯周病検査を行うことで、患者さまのお口の状態がどのようになっているかを確認させていただきます。治療の内容によってはレントゲン撮影も行います。これらはデジタル化しておりますので、診察台のモニターに表示するとともに、場合によっては絵を描いたり口内模型や歯科用の解説動画を使用したりして、患者さまにご自身の症状を理解していただくとともに治療方法を分かりやすく説明しております。
可能な限り、患者さまが要望される内容で治療するように考えております。「通院回数が少なくなるように早く治療してほしい」「1回に支払う治療費をおさえてほしい」といった相談でも結構ですので、遠慮なくおっしゃってください。
歯科医院が苦手な理由として、歯を削る時のドリルの音をあげる方は多いのではないでしょうか。他の患者さまが治療している時の音も、気になる方にはたまらく嫌な音だと思います。
当院では削る音が出る治療と、そのほかの治療で診療する場所を分離するようにしています。削る音が出る治療は個室で行いますので、ほかの患者さまは削る音を聞くことがなくなり、音によるストレスが軽減できると思います。嫌な音が聞こえない診療室でリラックスして治療を受けていただければと思います。
歯やお口のトラブルを治療する際に、処置によってはどうしても痛みがともなってしまうものがあります。そのような場合は注射で麻酔を行いますが、当院ではその注射の痛みも感じにくいように工夫をしています。
注射器は痛みを感じにくい電動注射器を使用し、注射の前には粘膜に表面麻酔を塗って感覚を鈍くします。また、麻酔薬は体温に近いと注入する時に痛みを感じにくくなりますので、カートリッジウォーマーという機械で麻酔薬を温めて使用するようにしています。これらの工夫で痛みをほとんど感じないほどに軽減させますので、注射が苦手な方もリラックスして治療を受けていただくことができます。
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