お口の健康管理には日々のブラッシングが不可欠ですが、歯ブラシだけでは虫歯をしっかりと防ぐことはできません。噛むことによる摩擦で少しずつ歯に亀裂が生じてしまい、そこから虫歯が発生してしまう可能性があるのです。
そのため当院では「プラークコントロール」「シュガーコントロール」「ペイハーコントロール」という3点を軸に患者さまのお口をお守りするようにしています。プラークは歯垢、シュガーは糖分、ペイハーは口内の酸性・アルカリ性の傾きのことを指します。
来院いただいた際には、歯科衛生士が最初に30分ほどかけて問診を行い、生活習慣をお伺いします。そこから患者さまの歯の状態に合わせたブラッシング指導やクリーニングを行い、お口の環境を整えるサポートをいたします。
お子さまの歯の健康を守るためには、親御さまの仕上げ磨きや歯磨き後のチェックが大切です。目安として、小学校を卒業するまでは行ってあげてください。
また小さいうちに「食べたら磨く」という習慣を身に付けることで、大人になってからも歯を清潔に保つことが普通の感覚になります。親御さまの歯磨きや歯科に対する意識はお子さまの歯にも影響を与えますので、食事や仕上げ磨きの習慣付けを頑張りましょう。
将来にわたって自分の歯を残すためには、「痛くなる前」から定期的な検診にお越しいただくことが大切です。
ご提案する検診の頻度は、患者さまの歯の状態によってさまざまです。例えば、乳歯と永久歯が混在しているお子さまに関しては4カ月に1回の受診をお勧めしています。その際は、生え変わりもあるので噛み合わせも一緒に確認します。中学生以上の場合であれば年に1回が目安となるでしょう。
また、歯周病が悪化している患者さまは1カ月に1回、症状が安定すれば3~4カ月あるいは半年に1回と、患者さまのお口の状態に合わせてご案内しています。
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